【みねのさんの足利遠征記】風花舞う足利学校で芸術科に入学したつもりになったはなし。
「入学おめでとうございます!」
入場券売り場の女性がそう言いながら差し出した和紙には確かに「入学証」と記載してありました。

――日本最古の学校、足利学校。間違いなく足利市で最も有名な史跡でしょう。

過去あった山姥切国広の展示でも必ずコラボスタンプラリー対象施設に含まれていました。
足利市立美術館のチケット半券で割引が効きますし、距離もさほど離れていないので、展覧会を見たあとの参加者の大半は次にここを攻めるんじゃないでしょうか。

入学してまず目に入るのは遺跡図書館。建物内にも刀剣が展示されていますが、観賞しやすい環境ではないですね。あくまで図書館ですし。
解説の情報量が多いあたり、やっぱり図書館。

お次は孔子廟。中央に孔子、向かって右手に小野篁の木造が飾られています。


孔子はともかく何で小野篁なのかというと、
古くから『足利学校は小野篁の創建なり…』と伝えられるので創始者としてまつったとされています。
――だそうです。そんないい加減な!

足利学校の敷地内にある方丈・玄関・書院・庫裏は繋がっており、庫裏側から中に入ることができます。当たり前ですが土足厳禁。
様々な資料や漢字テスト、映像コンテンツなどあって本気で見て回ると結構な時間を食います。

今回のスタンプラリー台は玄関の中にあります。驚いたことに、隣には山姥切国広と山姥切長義を演じる声優さんたちのサインがありました。声優さんも推している方には嬉しい驚きでしょう。



一見暖かい陽気に見えるが……
パネルは方丈の最奥に設置。これを撮ったあとは縁側で指んば撮影会してました。

余談ですが映像コンテンツは同じ内容の声優さん違いで2パターンあります。なんでダブルキャスト……!?

片方はイケメン孔子にすればよかったのに。この手のイラストに拒否反応起こさない人なら、孔子が若返ってイケメンになっても「ふーんそういう設定なのか」とスルー出来ると思うんですが。
そうだ、庫裏の入口にある「宥坐之器」のことを忘れてました。

孔子の「中庸」の教えを説くモノ。吊り下げられた器に水を入れるとだんだん水平になるのですが、水の量が過ぎるとひっくり返って全てが無に帰すという仕組み。正に「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね。


方丈の中にも宥坐之器の小型模型がありました。どんだけ宥坐之器が好きなんだよ。
――さて、私には足利学校で是非ともやりたい事がありました。
屋外での水彩スケッチです。

今までは室内から見た景色だったり、とりあえず写真だけ撮って後から描いたものばかりでした。
立ちんぼは無理でもベンチで水彩スケッチができるようになれば、遠出の楽しみが増えるでしょう。
庫裏の前にベンチがあるのを知っていましたから、そこに腰を落ち着けて下描きから開始。腕前はさておき気分だけは足利学校芸術科の画学生です。
スケッチすることじたいは問題ありませんでしたが、気温の低さと風の強さには些か苦労いたしました。
なにせ晴れてるのに雪が降ってくるんです。朝にも経験しましたが午後まで続くとは予想外。
この寒さ、果たして夜の予定は大丈夫でしょうか?


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