いつかはフルサイズよりも、いつかはハイエンド機
これまでマイクロフォーサーズをメインに、APS-Cやフルサイズ、中判などのフォーマットもイベントや店頭、人から借りたりして様々触れてきました。
機能的な制限はあるものの現行機ならエントリーモデルでもほぼ不満のない描写であり、上位モデルと比較しても個人的にはそんなに遜色ないと感じてます。



カメラを始めたばかりの経験の浅い頃は、自分の未熟さを棚に上げて「これはカメラが悪い」と、描写や構図の甘さを他責していましたが、上手い人は何使っても上手く撮れるし、下手な人は何tゴホンッ!! ンッ ンッ…( >д<)、;'.・
そんな訳で、「フルサイズ機を手に入れれば"イイ写真"が撮れる」と意味不明な憧れを持っていた時期もありました。
撮影ジャンルの話になりますが、風景やスナップとは違い「動体撮影」は特に機能を選びます。
いくらエントリーモデルの描写が上位モデルと遜色なくても、その瞬間を収められる能力がなければ残念な思いをしてしまいます。
そのため、動体撮影においては"いつかはフルサイズ"よりも「いつかはハイエンド機」、と思うようになりました。
と言うのも、これまで色々カメラを触ってきた中でエントリーモデルの弱点は
連写枚数が少ない
ローリング歪みの出やすいセンサー
SSの上限が1/4000までなど遅い
AFが遅い
被写体認識(鳥、動物、飛行機等)無し
などの問題を抱えるものが多くあります。
これが上位モデルに行けば行くほど解消されて、より高確率に狙った瞬間を収められるようになってきます。

かつて私はOLYMPUS PEN Liteという、エントリーモデルの中でも更に初心者向けのファインダーレスカメラに超望遠レンズを装着して野鳥飛翔写真を撮ろうと頑張っていましたが、まあ尽く惨敗。練習すればとか、慣れればとか、そのレベルで撮れるほど動体撮影は簡単ではありませんでした。
その後にOM-1というMFTのハイエンドクラスカメラで撮影したら、あの苦労は何だったのかというくらい何枚もピントの合った写真を量産できる。そして画質も良い。
ハイエンドクラスになれば全てが動体撮影に向いている訳ではないですが、位相差AFや被写体認識AF、秒間30コマ撮影や120コマ撮影、プリ連写、高画素など、動体撮影しやすい機能や構造を備える機種が多くあります。
これまでMFTメインで撮影してきて、APS-Cやフルサイズとの違いなども比較したきた身としては、「撮れるか撮れないか」の動体撮影能力はセンサーサイズの大小だけでは決まらないものだと思っています。(あ、でも中判機はAFがちょっと辛いかも)
センサーサイズによる画質差はまた別の話でNikonも併用していますが、私がこだわり過ぎてるだけでMFTでも致命的になるほど悪い画質でもないんです。
ただし高解像度の動体撮影には扱いや条件が限られることもあるので、そこは価格とのトレードオフです。


結局のところ、撮影したいジャンルによってはフルサイズがすべて解決してくれる訳ではないということ。
MFTのハイエンドだからこそ撮れた写真もありますし、フルサイズのハイエンドを使ったから撮れたものもあります。
色んな機材に興味があるのであれこれ手を出してると、趣味に使える予算がどんどん無くなります。寄り道せずにいたら今頃Z9にロクヨンとか普通に買えてるんですよね。
ただそれが趣味として正解かどうかは人によって価値観違うとしか言えません。
でもまあ私の中ではこれで楽しめているので、悪くはないと思ってます。
回り道や寄り道をしているからこそ見える世界もありますし、「いつかはハイエンド」という楽しみも持ち続けられるのだと感じてます。



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