讃岐平家蟹(さぬきへいけがに)

讃岐平家蟹
蟹の甲に目鼻口あり、人の面のごとし。俗説に、平家の一門、讃岐の国 八島の浦にて源九郎義経にせめほろぼさる。其 怨霊 かにと成たるとて、平家蟹といふ。愚案ずるに、此 蟹の類、諸国にあり。
播州尼崎に武文蟹と云有。秦の武文が怨霊なりと云。又、嶋村蟹といふ有。豊後、長門には、清経蟹と云。皆、俗説なり。中美にも鬼蟹とて、此 かにあり。


和柔にして奇麗なり此国の名物也

俗説に平家の一門讃岐の国八島の浦にて源九郎義経にせめほろぼさる
其怨霊かにと成たるとて平家蟹といふ
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