【絵本福寿草】(15)ひし/かうわう草/にんじんの花/きんぽうげ

ひし
菱科 『野普』
『万葉』
君がため うきぬの池に ひしとると
我そめし袖の 濡にけるかな
人丸

※ 「うきぬ」は、浮沼。
※ 「人丸」は、柿本人麻呂のこと。
かうわう草
カウウサウ
散るときや その項羽草 夜の雨

※ 「項羽草」 参考:『改正月令博物筌 : 詩歌連俳季寄註解 秋の部(項羽草)』(国立国会図書館デジタルコレクション)

にんじんの花
胡蘿蔔 『本綱』
にんじんの 花おる人や 和やくもの

※ 「和やく」は、和やぐでしょうか。なごやかになる。
きんぽうげ
ムマノアシガタ コガネバナ
毛茛 『本綱』
聖代の 衣もかとぞ 金鳳花

※ 「ムマノアシガタ」は、ウマノアシガタ(馬の足形)。キンポウゲの別名。
※ 「聖代」は、すぐれた天子の治める世のこと。せいだい。
※ 「かとぞ」は、誤読しているかもしれません。
この作品に引用されている文献については、こちらの note を参照してください。 → 【絵本福寿草】文献まとめ
筆者注 ●は解読できなかった文字、□はパソコンで表示できない漢字を意味しています。
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