見出し画像

【女大学宝箱】(31)源氏物語①桐壺/帚木/空蝉/夕顔/若紫/末摘花/紅葉賀/花宴

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『女大学宝箱

桐壺きりつぼ
いときなき はつもとゆひに ながきよを
  ちぎる心は むすびこめつや

帚木はゝきぎ
数ならぬ ふせやにをふる なのうさに
  あるにもあらで きゆるははきぎ 

空蝉うつせみ
うつせみの をかへてける このもとに
  なを人がらの なつかしきかな

夕顔ゆふがほ
よりてこそ それかとも見め たそかれに
  ほの/\みゆる 花のゆふがほ

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『女大学宝箱

若紫わかむらさき
につみて いつしかもみむ 紫の
  ねにかよひける のべのわか草

末摘花すゑつむはな
なつかしき いろともなしに なにゝこの
  すゑつむ花を 袖にふれけん

紅葉賀もみちのが
もの思ふに 立まふべくも あらぬ躰の
  そでうちふりし 心しりきや

花宴はなのえん
いづれぞと つゆのやどりを わかんまに
  こざゝがはらに 風もこそふけ

※ 「立まふべく」は、立舞ふべく。
※ 「心しりきや」は、心知りきや。
※ 「わかんまに」は、分かんまに。
※ 「こざゝがはら」は、小笹こざさはら



筆者注 ● は解読できなかった文字を意味しています。新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖