【怪異】和漢百物語(2)伊賀局・藤原仲成霊武

和漢百物語
局は、篠塚伊賀賀守が娘にて、吉野の皇居に仕官たる大力の婦人なり。ある夏の夜、庭上に妖のもの、局を呼故、「何者ぞ」と問に、妖者答て、「自は、藤原の仲成の門院に恨有者也」と。「さあらば能に計らひ ● させん、立去よ」といへば、姿は消て失にける。 隅田了古筆記

※ 「局」は、南北朝時代の勇ましい女性、篠塚重広の娘の伊賀局。
※ 「篠塚伊賀賀守」は、南北朝時代の南朝方の武将、篠塚重広。
※ 「庭上」は、庭先のこと。
※ 「灵」は、霊。

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