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今年もキュンパスはしご酒!北へ向かって、降りて飲んでまた乗る「日帰り旅」

JR東日本の乗り放題切符「キュンパス」を使って、日帰りではしご酒の旅に出た。今年はまだ行ったことのない場所へ行きたい。

この時期、朝の東京発・新青森行きは激戦らしい。でも私の目的は観光ではなく日本酒。駅チカで地酒が少し飲めればそれでいい。

やっぱり安定のポンコツで、前日に発券しておいたキュンパス入りの財布を忘れてしまった。
リュックを変えると大体いつもこう!

今日もそんなスタート。



仙台|もはや毎年恒例!「むとう屋」さんで飲み比べ開始

9時前に東京駅を出発し、仙台駅に着いてまず向かったのは「むとう屋 仙台駅店」さん。駅の階段を降りてすぐの角打ちができる酒販店。

むとう屋仙台駅店さん 階段降りてすぐ

毎年キュンパス旅の定番で、ライブ遠征で来た時にも何度か立ち寄っている。

お酒のメニュー

角打ちで3種飲み比べを頼む。
チャレンジしてみたかった古酒と、好きな山和。そして何度か飲んでいて「きれいでスイスイ系」だと思っている綿屋を選ぶ。

3種類

うわ、頼んだ後で目に入った!
キュンパス提示で1杯サービスあるじゃん!

キュンパスでお酒50ml1杯サービスPOP

先客として角打ちしていた方も東京からのキュンパス組で、おつまみをお裾分けいただき優しさに感謝。東京の酒場でまた会えたら嬉しいなと思うような素敵な方々だった。

最後に、キュンパスのサービス酒をいただく。

蒼天伝 純米吟醸

香りよく、これだけで飲めてしまう瑞々しい感じ。実質タダ酒!やったー!


その後は少し歩いて、「SENDAI STATION BREWERY Fermenteria」さんへ。

ここでお酒をつくって販売してる

分類としてはクラフトサケで、味わいが面白い。炭酸を注入しているわけじゃないけど、発酵の過程で生まれる二酸化炭素で発泡感があり、爽やかな味わいになる。

チリサケベイビー

唐辛子を使ったかなり個性的な味を試飲させていただいたが、うーん……君、パンチあるね。

ミガキイチゴ ノンアルタイプもある
ミガキイチゴ サケベイビー 140ml 840円

結局、間違いなくジューシーでピチピチ美味しい苺のクラフトサケをデザート代わりに買った。

飲み比べ、タダ酒、最後にイチゴ。いい流れで始まった。

仙台→新青森|移動距離とともに酒量が増える

仙台駅の新幹線改札内にあるNewDaysには、日本酒と生ビールのサーバがあって最高。
仙台から東京へ帰るたびにお世話になっている。1杯300円で約80ml。

本日のお酒 ラインナップ
レジ横に生ビールサーバと日本酒サーバが並ぶ

飲んだことない銘柄、天上夢幻を選ぶ。
このまま持ち歩くとこぼすので、一口いただく。
ウマっ!!旨味つよつよ系!
ホームに着く前に半分くらい飲んでしまった。

普段はわりとノープラン旅だけど、この日は珍しく時間を調べている。
新青森まで行くには、指定席しかない新幹線「はやぶさ」しか選択肢がないからだ。



12:17、新函館北斗行きのはやぶさに乗る。

隣の席には誰も来なさそうなので、むとう屋さんで買った綿屋の純米吟醸を開栓。
角打ちで飲んだ時、「きれいで水のごとく飲めてしまう酒だな」と思って、何にでも合いそうなので買っておいた。

新青森まで約1時間半、しばし居酒屋新幹線を楽しむ。

綿屋 純米吟醸 開栓!
おつまみ達

お昼ご飯代わりの仙台牛のコロッケと燻製牡蠣をつまんでいたら、体感秒でお酒がなくなる。
綿屋!君、そういうとこだぞ!

お酒がすぐなくなるのは仕方ないとして、景色が流れていくのを眺めながら飲むのは最高だった。八戸駅を出たら急に白い景色に変わり、雪が積もってる。

急に北まで来た実感が湧いてきた。



新青森|滞在1時間48分でも、やりたいことは全部やる

新青森駅に到着

キュンパスがなければ、多分来なかった新青森駅。青森でのライブは少ないから遠征するチャンスがない。あっても躊躇する距離感。
往復一万だし!と、思い切ってこれた。


初めて来た駅の景色にテンションが上がる。
ついに青森へ上陸した。

改札内 弘前ねぷた
改札内 新幹線金魚ねぷた
ようこそ青森へ!

ねぶた?ねぷた?伝統文化を感じる。
駅構内は、確かに寒さ感じるけど軽装備で全然大丈夫だった。

滞在時間が限られるので、さっそく階段を降りてお目当ての場所へ向かう。

外は雪積もってた
駅からすぐ あおもり旬味館
布に覆われて封印中

Web情報にあった100円の日本酒試飲機を見に行くと、布に覆われ封印されている。

……初手で詰んだ。

近くにいた男性も「あれ…?」という感じで立ち止まっている。ここを目当てに来た酒飲みは、他にもいるのだろう。
田酒が100円で飲めるって聞いてきたのに!

でも、日本酒を好きになったこの3年で数々のはしご酒と雑な一人旅で場数は踏んできた。
急なアクシデントやトラブルで心は折れない。

魚っ喰いの田 新青森駅店
大きなマグロがいる

単品の注文もできるようだけど、3種日本酒飲み比べできるそう。

カウンターに通されると、店内割と広くて注文はタッチパネル方式。ほとんどの方が丼物を注文してて、海外の方も来店している。

「よりどりPremium3種飲み比べ 1,800円」

……高くないか? と思いつつ、ここまで来て飲まない選択肢はない。

田酒は関東でも割と出会えるので、豊盃2種類と陸奥八仙の季節酒を選んだ。

注文すると案内され、セルフで選んで注ぐ形式
とろたく、もずくの酢の物をおつまみに

3種の中でも、豊盃純米「ん」が私の中で大ヒット。穏やかにうまくて、好きすぎる味わい。初手で詰んでたけど、この一杯に出会えたことで全部チャラだった。

地味に嬉しいのが、お水と温かいお茶がセルフで飲み放題なこと。今日は水をたくさん飲んでて、書いてないけどめっちゃトイレ行ってる。

豊盃で幸せになり、お土産売り場を改めて物色してみると田酒推しがすごかった。

お土産売場は美味しそうなイカの香り漂う
お酒の小瓶も充実
田酒 津軽びいどろ
田酒アイス、田酒プリン
田酒ラスク

こんなにスイーツを展開しているとは、ここに来るまで知らなかった。他県から来て日本酒少しでも知ってたら「田酒」ブランドが強いのだろう。

せっかくだし、最後に青森っぽいものをいただくことにした。先程のお店の近くで、テイクアウトもやってるお店でりんごソフトクリームを注文。

つがるりんごソフトクリーム 500円
すごくりんごなソフトクリーム

緩いシャーベットで確かにすごくりんご味。

新幹線内で飲もうと思って、ソフトクリームと同じお店でしじみ汁を注文。
買う時、「りんごソフト美味しかったです」と伝えたら、お店の方が少し優しくしてくれた。また来てねって言われてうれしくなる。

しかし、温めてもらってる内に発車時間が迫る…カップの蓋を閉めて、階段をダッシュで登って新幹線へ滑り込んだ。

15∶17発 東京行き はやぶさに乗る

ほんの少し会話があるだけで、急に“旅した感”が増す。滞在時間は1時間48分と短いけど、数少ないやりたいことはちゃんとやれた。

どこへ行ったかも大事だけど、誰と少し話したかって案外記憶に残るもので、ここにはしっかりと初青森の手触りがあった。

青森十三湖のしじみ汁 580円
雪景色を見ながら、さよなら青森

 

再びの仙台、そして宇都宮へ|最後まで駅チカではしご酒

新青森から仙台へ戻り、さらに宇都宮へ。
何をそんなに移動しているのかと思うけど、はしご酒のためならそうなる。

空がまだ明るい

仙台では、ヨドバシカメラ方向へ出て「櫻井商店」さんで隠し酒と玉こんをいただく。
2年前くらい、仙台サンプラザでのライブ後に寄った以来にお邪魔した。いかにも地元の方々が集う感じの酒販店だ。

日本酒は380円で1杯90mlと良心的な価格

注文はタッチパネルで前払い制で、カウンターへ食券を出す流れ。おつまみは温かいものもあって家庭的。こういう“ちょっと寄って、ちょっと飲む”が駅チカ旅の醍醐味だと思う。

隠し酒:あさ開と玉こんにゃく

あさ開は岩手の銘柄。以前仙台へ来た時、お店の店主が岩手出身で実家のすぐ近くに蔵があると話して知った銘柄。うまみが強めのしっかりした味わいにまた会えた。

キュンパスは指定席を1日2回までしか使えないため、ここからは自由席で行くのみ。
さくっと1杯飲んで駅へ戻る。



17:43発 やまびこ東京行きへ乗り込む。

出発5分前頃にホームへ着いて、自由席に並んで余裕で座れた。仙台始発で良かった。この時間だとお仕事終わりの方々が多くて、福島で結構降りて行き、宇都宮に着く頃には空いていた。

宇都宮駅に到着

旅のラストは宇都宮。
駅チカの酒販店「嶋田屋酒店 宮みらい店」さんの入っているウツノミヤテラスを目指す。

シャッター閉まってる

降りてすぐ気づく。
今年も駅ビル全館休館日に来てしまった……
おみやげ買う気ないからいいけど、NewDays以外のお店が開いてなくて暗い。きっと毎年3月の第3週の水曜が全休日。

嶋田屋酒店さんのお酒売り場

ここには青春18きっぷ旅やライブ遠征、過去のキュンパスでもお邪魔したことがあった。昨年改装したらしく酒飯店と角打ちスペースが独立して、かなり広がっていた。

栃木の日本酒サーバは上下2段
下段の一番端はワインだったかも
壁面には電源完備

スタッフの方に伺うと、まずコースターをもらって場所を確保してレジで注文するらしい。砂時計を渡されて利用時間は60分。私の入店時間は19時を過ぎており、そんなに長居するつもりはなかったので渡されなかった。
 
日本酒サーバで飲む場合は、コインを注文するスタイルになってて、コインは1枚300円。他にもおすすめ日本酒3種飲み比べセットもあり、メニューが楽しい。

レジ前のメニュー

すでに盛り上がっているグループの方々、年齢も性別もバラバラに見える。きっとこの角打ちで出会った人たちなんだろう。

日本酒が縁を結ぶ関係って素敵だ。
私も、日本酒のおかげで顔見知りみたいな人が少しずつ増えた。そういう小さなつながりが飲みに行く楽しさの一つなんだと思う。

おつまみ2品注文して、コインで地酒の3種飲み比べをしてみる。栃木といえば、大那、七水、仙禽、鳳凰美田、松の寿とかが有名だろうか。

ここは飲みたい大那と、飲んだことのない九尾、惣誉という銘柄を選んでみた。

日本酒3種、牡蠣味噌、さば塩焼きで1,500円

惣誉の新・純米酒がアルコール13度でえ、水なの?というようなお酒でびっくりする。
軽いけど、旨味あって面白い!すごい!
ホントにいろいろ飲んでるけど、新しくハッとする味わいに出会えるとテンション上がる。


今日の収穫は大きい。
仙台の「天上夢幻」、新青森での豊盃「ん」、宇都宮の「惣誉」を知れた!まだまだ飲んだことない銘柄がいる。基本、米と水と麹でできてるのに、全然味わいが違って面白すぎる。

おつまみもいい感じのが揃ってる


お酒を飲み終わる頃、正直、まだ全然いけたし余裕だった。
でも、ここで理性を保って3杯で切り上げた自分を褒めたい。ちゃんと家まで帰らないとダメだから、大人として最低限の判断ができた。

また栃木のお酒を飲みに来よう!

お酒のアイスも売ってて気になった



キュンパス3年目、今年も日本酒まみれで完走。新幹線で北へ向かって駅を降りてちょっと飲んで、少し話して、また次の土地へ運ばれていく旅はやっぱり楽しかった。

観光名所をきっちり回るわけでもないのに、ちゃんと“行ってきた感”が残る。今のところ、新幹線ではしご酒の日帰り旅が私のキュンパス最適解になってる。

来年はどうしよう。
八戸や盛岡にも途中下車してみたい。まだ降りたことのない駅が、北にはたくさんある。


訪れたお店の情報

仙台駅チカ
・むとう屋 仙台駅前店
・SENDAI STATION BREWERY Fermenteria
・NewDays 仙台新幹線南改札内
・櫻井商店

新青森駅チカ
・魚っ喰いの田 新青森駅店
・太宰らぅめんと津軽のめしや めぇ

宇都宮駅チカ
・嶋田屋酒店 宮みらい店


▼去年のキュンパス旅


オフショットたち

むとう屋さんの西川貴敬
雪と西川貴敬
キュンパスサービスは他にも所々にあった
青い階段
田酒バッグ
お兄ちゃん…
りんご?

また東北行きます!

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