【不動明王への旅 第3話】はじめての護摩供に圧倒され…
高野山金剛峯寺
8割が外国人だった。
まず、宿坊に荷物を預けてから護摩供が行われる鳳凰奏殿へと向かった。
始まったばかりのようで、まだ半分くらいスペースがあった。
運がいいことに、3列めだったけど、住職の背中が目の前の中央に座ることができた。
目の前にはでーんと不動明王像が端座している。目を合わせるのにうってつけの場所だ。

周りを見渡すとほぼ白人系の観光客だった。アジア系らしき観光客はバスが遅れたのか、端っこに座っている。日本人が少数派なのだ。
宿坊の宿泊客も同じ割合だという。季節によると全員外国人観光客ということも珍しくないという。どうりで案内してくれた方は英語が流暢だったわけだ。
まず真言を唱えるはじまりから大太鼓の音が加わって、外部と異なる雰囲気に満たされた。

案内してくれる女性に聞いたら撮影はどんどんしていいですとのこと!
肝心だと思うところは写真・動画で押さえておいた。
けど、noteは動画をあげられないんだね。いずれsnsでアップしよう。
30分くらいしたら住職の前の護摩壇から火が立ちのぼった。いよいよ護摩供のはじまりだ。

さらに炎が激しくなる。火を見ていると何故か心が奪われそうになる。
そうか、放火というのは…ハッ、いけないことを考えそうになりそうだ。
気を保つために、宿泊者特典でもらえた護摩木を見る(購入すると¥1000)
祈願したいことと名前、数え年を書く。
祈願したいことは絵馬みたいに自由でなく、漢字四文字のマニュアルみたいなものを渡されて、そこから選べるようになっている。私の祈願はもちろん、

もっと詳しく祈願したかったが、やむなし。英語版の祈願マニュアルもあるはずだ。
そこにはどんなセンテンスが書かれているのだろう。見せてもらえればよかった。ぬかったわー!
前方を見ると、炎は最大となっていた。いよいよ参加者が護摩壇に祈りを捧げ、各々の願いを書いた護摩木をくべるよう案内された。


全ての参加者が終えると、再び真言を唱えて炎が消えた。
住職が一礼して去り、参加者も全て帰った後、ひとりになった。
100円で線香に火を灯し、再び不動明王に祈願した。

[次回は名だたる武将たちの墓です]
