我が子の行動の責任を取る覚悟はある?
3児の母で会社員、ももです。
子どもがクラスメイトにケガをさせてしまいました。
お母さんが迎えに来る事態になり、連絡が取れる関係なので謝罪の一報を入れました。
子どもを育てている以上、こういうことを経験する可能性は大いにあります。
でもいざ直面してみて、思い知らされました。
わたしは、子どもの行動の責任を取る覚悟ができていなかった、と。
小1長男がクラスメイトにケガをさせました
ある日の仕事中、学校では放課後の時間帯、小1長男の担任の先生から電話がありました。
クラスメイトの男の子(これまでの情報から、わりと仲良しの認識)を押してしまい、相手が転んでおでこをぶつけた、と。
ケガと書きましたが外傷はなく、少ししてから痛みが出てきたというのでお母さんに迎えにきてもらったとのこと。
押した理由は、長男は相手の子に注意したいことがあって、言葉より先に手が出てしまったと説明したそうです。
先生や相手の親も、悪気がなかったことは理解してくれているようでした。
親として何ができるのか
相手のお母さんとは連絡が取れる関係なので、謝罪の一報を入れました。
彼女は本当にいい人で(わたしも大好きで全面的に信頼しています)、案の定、「大丈夫だよ、気にしないで」という回答でした。
そう言ってもらっても、そういうわけにはいきません。
でも、ふと気づいてしまいました。
わたしは「親」として何ができるか、まったくわかっていなかったんです。
「責任を取る」とは何なのか?
わざとではないとはいえ、事起こしたのは、長男です。
だから親が謝ることはおかしい、という考えもあるでしょう。
ただ、保護者としての責任はあるし、親が謝らないと被害者側はやりきれない気持ちになるものです。
じゃあ子どもが事を起こした責任は親にあるのか?
……と考え出すのは、少し違いますね。
それはじゅうぶんに振り返る必要はありますが、ここでいう責任とは、相手に何ができるか、ということです。
子どもから子どもへの謝罪、親から親への謝罪。
親から相手の子への謝罪……は、さすがに違う気がしますね。
生々しいことを考えてみると、もし治療が発生した場合は費用の支払いも必要になるでしょう。
それから、わたしの考え得る中で一番大事だと思ったのは、わたしが長男ときちんと話をすること、です。
長男の反応と、話したこと
帰宅後に長男を抱っこして、今回の件について聞いてみました。
すると……
「ぼく悪くない!」
「謝ったもん!」
「別に〇〇くんかわいそうじゃない」
と、聞く耳を持たないどころか、冷酷な発言まで飛び出すではありませんか。
小1ってもっと素直なものじゃないのか?もう取り返しのつかないところに行ってしまったのか?と、わたしも戸惑ってしまい、「話せるようになったら聞かせてね」と、いったん身を引きました。
するとすぐにやってきて、こういうことがあった、と説明してくれました。
内容は先生の話と同じでした。
そのあとは、
友だちがケガをしたらどう思う?
その子のお母さんはどう思うかな?
長男くんがケガをしたら、お母さん(わたし)はどう感じると思う?
……といった、他者の気持ちを想像させるような問いを中心に、話をしました。
正直、何を言っていいかわからない、伝え方は間違っていないだろうか、と内心ドキドキしていましたが、長男はきちんと聞いて、自分の言葉で話してくれました。
「子どもの行動の責任を取る」ということ
わたしの思いがどれだけ届いたかはわかりません。
彼なりにわたしの言葉を消化してくれることを、信じるしかありません。
もどかしいですが、押し付けることはできないし、押し付けたところで子どもは全力で反発してきますから。
親ができるのは、子どもを信じて言葉をかけ続けて、見守ること。
何を言っても聞かないし、とあきらめるのではなく、伝え続けることに意味があるのです。
子どもの中に大切な言葉を蓄積していけば、いつかそれを消化し、自分なりの形で吸収してくれるはず。
「子どもの行動の責任を取る」とは、いまは果てしなく長く感じる子育て期を、決して意識をそらせることなく、子どもを信じ、言葉をかけ、見守り続けることなのかもしれません。
わたしはそんなふうに、子どもと関わっていきます。
今回ケガをさせてしまった子の無事を祈り、友だち同士また仲良く過ごしてくれることを願って。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
