台湾で子育てしてた話
突然ですが、ぼくは11年、台湾に住んでいました。
「なんで?」ってよく聞かれます。
一言で言うと、妻が台湾人だから。
それだけです。
移住したのは2012年の年末。
しかも妻のお腹には、長女がいました。
「産む前に引っ越すの?」って思いますよね。
子どもができたとき、どっちの国で育てるか、という話になりました。
日本だと妻が仕事をやめることになる、台湾なら妻はそのまま働けてぼくは在宅で動ける。
ぼくの仕事はパソコンがあればどこでもできるし、まあいいかな、と。
今考えると割と無茶でしたが、当時はなんとかなるだろうという感覚でした。

それでも、しんどかった
台湾での生活は、正直しんどいことも多かった。
言葉の壁。文化の違い。本音を語れて頼れる人が近くにいない。
幸いお仕事は十分にいただけていたのでよかったのですが
「なんでこんなとこ来てしまったんやろ」 って思った夜も、正直ありました。
でも、台湾ってめちゃくちゃ生きやすい
ご飯はおいしい。物価は安い。人は優しい。
屋台なんかで買った食べ物を食べながらブラブラする時間が好きでした。

子どもを連れて歩いてると、知らないおばあちゃんが話しかけてくれる。
そういう距離感が、日本と全然違うんですよね。
それにある意味での自分勝手さみたいな空気感があって、人の目を気にせず過ごすことができる。
いちばん驚いたのは、妻の産後復帰の早さ
台湾では、産後すぐ職場に戻るお母さんが多い。
妻もそのタイプで、出産から2か月もしないうちに仕事復帰。
在宅のぼくが子どもと過ごす時間が自然と長くなりました。
「男が育児する」って意識じゃなくて、それが僕たちにとって自然な形でした。
おかげで子どもたちと濃い時間を過ごせた。
「場所に縛られずに稼ぐ」ことを本気で考えるようになったのも、この時期です。
2024年の3月に日本に帰国して、広島に戻って、2年が経ちました。
台湾の生活が懐かしくなることは、今もあります。
なんなら1年に2-3回は行きたい。
あの11年があったから、今の仕事のスタイルがある。
そう思うと、悪くなかったなと思っています。
また台湾行きたいな、普通に。
