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「大丈夫」のたった一言が、心の景色を変えるとき

「順調ですね。」

たったその一言で、胸につかえていた不安がすーっと溶けていく瞬間があります。

前回のnoteにも書いたのですが、先日また同じ言葉をいただきました。
その瞬間にふっと心がゆるんだので、今日はそのとき感じたことを綴ってみようと思います。

自分では「全然できていない」と感じていたのに、誰かにとっては“順調”。
そのギャップに、また救われてしまったのです。


担当者からの、思いがけない言葉

先日、青色申告会の事務所へ行きました。
フリーランス1年目の私は、帳簿づくりもまだ手探り。
教えていただきながら、少しずつ進めています。

でも、向かう前の私はというと…

「こんな質問して恥ずかしくないかな…」
「前回から進んでないって思われたらどうしよう…」

心臓はバクバク、頭の中では“よくない未来予測”がフル回転。
HSPさんならきっとわかってもらえるはず。
予定や面談の前って、どうしても妄想が暴走してしまうんですよね。

帳簿をひとつずつ確認しながら、控えめに進めていた私。
まだ埋まっていないところもあって、

「すみません、ここはまだ…」
「合っているか自信がなくて…」

そんなふうに言いながら進めていたとき、担当の方がにっこりして言いました。

「順調ですね。大丈夫ですよ」

え?順調?私が…?

勢い余って、思わず声が大きくなってしまいました。
私の中にはずっと「まだまだ」「できていない」が居座っていたのに。

その一言で、頭の中の評価が一瞬でひっくり返った気がしました。
「順調」と言っていい世界に、そっと招かれたような感覚。


「大丈夫」その言葉に、また救われた日

似た経験が、もうひとつあります。

ある日、フリーランス仲間とのZoom中に、
そのとき抱えていた不安があふれて泣いてしまったことがありました。

すると、その人が笑いながら言ってくれたのです。

「大丈夫。ももあちゃんは、大丈夫なんだよな〜」

その瞬間、また涙がぼろぼろと流れました。
でも今回は、安心の涙。

ついさっきまで不安でぎゅっと固くなっていた心が、
その言葉を受け取っただけでやわらかく溶けていくのがわかりました。

現実が変わったわけじゃない。
何か根拠があるわけじゃない。

それでも、人からもらう言葉一つで、こんなにも救われることがあるんだ、と。


「あなたは、大丈夫」

アドバイスでもなく、励ましでもなく。
ただただシンプルに「あなたは大丈夫」「あなたは順調」と伝えられる言葉。

根拠なんて、もしかしたらないのかもしれません。
それでも、その一言で曇っていた景色がふっと晴れる瞬間がある。
受け取る側にとっては、それだけで深く救われることがある。


思うのです。

現実の見え方は、人それぞれ。
だから、自分が少しでも楽になれるほうを選んでもいい。
優しい解釈をしたっていい。心の置きどころは、自由だから。

人にはそれぞれ、歩くペースも背景も違うものがあります。
同じ出来事を見ても、感じ方が違うのは当然のこと。
だからこそ、自分が呼吸しやすくなる方向へ、そっと心を向けてあげたい。

優しい見方を選ぶのは、甘えではなく、自分を守る方法のひとつ。

本当は、自分自身に向かって
「大丈夫だよ」と言ってあげられたら一番いい。
でも、うまく言えない日もありますよね。

そんなときは、誰かの言葉を借りてもいいと思うのです。


そして、もう一つ大切だと感じていること。

誰かの言葉を、素直に受け取れる自分でいること。

「ありがとう」と心の奥でそっと受け取れたら、
そのあたたかさは、ちゃんと自分の中に残る。

そうやって受け取った優しさは、いつかきっと、
自然に誰かへ返していける気がします。

「あなたは、大丈夫。」

その一言で、今日が少し軽くなる人が、どこかにきっといる。
そんな灯りを、私もそっと手渡せる人でありたいなと思います。

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