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さむない? 大丈夫?

さむい。
さむいしか出てこない。
外は言うまでもなく家の中に居てもさむい。
ずっと家の中じゃないひとのさむさは如何ほどか。
 
先日、北のほうの出身の方に聞いた。
地域によってさむさの質というかさむさが違うのだと。
はっとした。
 
当たり前である。
 
でもそんなことすら考えたり思いを馳せたりすることもない、なかった。
 
地によっても違うし、人によっても違う。
 
ふかい。
何がや。
さむいね。
 
という訳のわからないことを考えたというか思い出したのは、
仕事の合間に、生活史の本というか人の人生を書くことや書き残すこと書き続けることについて考える対談本をやっとちゃんと読んだのもあるかもしれない。
 
あなたにとってのさむさ、
わたしにとってのさむさ、
わからんし、違う感じかもやけど同じ「さむい!」の共有、
違うしわかりあえないけれど想い馳せてみる、みたいな、さむさとか。
さむいなー。さむい? さむいやろ。
冷えはすべての病などの敵。
あったかくして。安全なところに居て。できたらなるだけ。
風邪などひかず、皆、皆、大事にしてね。
 
かくいうわたしは暖房が苦手である。
体質的に得意じゃない、
あと、アタマが働かなくなるからあまり使わん。
しゃあないので着込んだりする。
先日そのあたりの雑多な店で巻きスカートを買うた500円。
不良品やないけど糸などのほつれがあるからこの値段でええらしい。
ほなひとつ試そかとレジに持って行ったら店のママさんにめっちゃ不愛想に言われた。
「袋いらないですね」
えー。
わたしにはこういう決めつけのような言い方をされるとぜったいに従いたくない癖がある。
要らんけど「要ります」と言いたくなった。
でもあちら側には劣化品の500円のもんしか買わんあんたには袋なんかやるかという強い意思のようなものすら感じられもしてそれにはなんだか説得力を感じたのでそのまま丸めて持って電車で帰った。
試合には負けたが気持ちの良い負けみたいな気分だった。
そんな人情味のあるやつを巻いている。むしろせやからあったかいありがとうほんま。
さむい中やのに今日も生きてておつかれさまやで皆、皆。



さむい話ばっか書いとるな!

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構成作家/ライター/エッセイスト、
momoこと中村桃子(桃花舞台)と申します。
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momo|桃花舞台 いつも読んで下さりありがとうございます。 一人の物書きとして、日々思考し、綴ります。