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河童忌、数珠つなぎ

芥川が昔から異様に好きだ。
イケメンだからだと思う。
違う。でもそれもないとは言えん。
NHK『映像の世紀』で動く芥川を見たときは声が出た。
木にのぼって笑ってた。
生誕の地にも墓にも行ったこともある。
墓マイラーみたいなのを見聞きすると「?」と真剣に思うのに。
めっちゃ迷ってぐるぐるして、夏でもないのにあっつくって、
でもやっと見つけたら風がさーーっと吹いて行ったから「!!」となった。
スピリチュアル的なことは全く信じない人間なのに。
羅生門も鼻も蜘蛛の糸も地獄変も他のいろいろも、
どれもなんだか好きかと言われたら素直に好きとは言いたくないような内容のものばかりだ。話すと長くなるからやめる。
 
今日は河童忌。毎年この日になると内田百閒が書いたという文を思い出す。

「餘り暑いので死んでしまったのだと考へ、またそれでいいのだと思った」

それでいいことはないけど。けど。
 
身近に居たらぜったい面倒臭かったやろうな。
仲良くなれへんかったというか、
仲良くなってくれへんかったやろな。

どうかな。
 
友人が、
いや、友人と呼ぶには目上すぎるがそう呼ばせていただき呼んで下さる方に
先日ここでも何度かわーわー言った金原ひとみの『ヤブノナカ』を押しつけたところ、読み、読み込んで下さり感想や思うところを寄せてくれた。
共に、今の世の中や人間に思うところと併せたり
自分自身のナカミに照らし合わせたり思索する機会をいただいた。
人間はヤブノナカ。世の中は羅生門。全然うまいこと言えてない。
黒澤明の『羅生門』は本当に好きで、
それは京マチ子が美しすぎるからだ。三船敏郎がイケメンだからだ。
違う。でもそれもないとも言えん。でも、最後は志村喬。
わたしはあの映画の最後が好きだ。人間。人間だ。



こういうびゃーっとしたものではなくまとまったものをアップしてゆきたいのだが、ばたばたで、ぼちぼち。餘りに暑いけれど身体どうぞ気を付けて。


最近は電車の中で森達也の映画批評を読んでいてこれすごく面白い。
映画から世の中を考えること。
映画を、いや、自らの作品をつくること表現することで出来ること、
やること、やれること、やるべきこと、やること。自分の仕事。


2年前。盆踊りと、祭りと、河童忌。だんじりも。


構成作家/ライター/エッセイスト、
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