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初めてのイギリス留学でガチ迷子。私を救ったのは、優しい地元の夫婦でした

「初めてのイギリス留学でガチ迷子。私を救ったのは、優しい地元の夫婦でした」

数年前の20歳の頃のわたし。

初めてのイギリス留学中のこと。
バスで寝過ごして、知らない町でひとり降ろされました。(自分のせい)
慌てて運転手さんに聞いた。

私「〇〇(ホームステイの町)まで戻るにはどうしたらいいですか?」
運転手「反対のバス停からバスに乗ればいいヨ🌟」
なんだ〜そっか〜よかった〜😮‍💨
私「OK Thank you ⭐︎」

なんて言いながら降りて、反対のバス停に行くと…

…え?次くるの2時間後??

運転手さん…確かに来るけれども…(自分のせい)

完全に自分が“寝過ごしのプロ”だってことを実感した瞬間。

周りは見渡す限り、のどかな田舎道。
バスの次の便は2時間後。
歩いて戻れば何かしら他にもバスが来るだろう!なんなら歩いた方がバス待つより先に家に着くのでは??
と思いお散歩気分で歩き始めた。

Wi-Fi?ない。スマホ?地図アプリすら開けない。使えるのはカメラのみ。(とりあえずパシャリ↑)

…ん?これ、大丈夫そう??

とりあえず歩いてみることにしたはいいけど、どこをどう歩いていいのかも分からず。

それでも歩くしかない!と決意して進む。

…進む。
……自然が濃くなる。
………歩道、消える。

「今って何時代…?」ってレベルの静けさ。
タクシーどころか車もなかなか通らない。
見渡す限り、畑。

心細すぎて泣きそうになった、そのとき。
1台の車が反対の車線に停まってて、
中から優しそうな女性が降りてきた。
どんどんこっちに向かってくる。
え?なに?わたし?…しかいない。

「〇〇(ホームステイ先の町)まで行くんでしょ?乗ってきな!」

えっ!?なんで分かるの!?ってビックリしてたら、
さっきのバス停で一緒に降りた人で、
私が運転手さんに「どうやって帰ればいいですか?」ってカタコトの英語で聞いてたのを聞いていたらしい。
それで気にしてくれて、
帰宅して旦那さんに車出してもらって
わざわざ待っていてくれたみたいで…
もう、その優しさに車の中で大号泣。
「怖かったよ〜〜〜ありがどゔ〜〜」って。

しかもその方、「この辺バスないし、家まで14kmあるし、途中から歩道なくなるから絶対ムリだよ!」って。
後から調べたら、歩いて帰ってたら3時間かかってたらしい。

歩いて3時間ということは、車で30分だって!!(さっき調べた)
見知らぬ外国人を乗せて30分もの距離を走るなんてなかなか出来ることじゃないよ。

なぜ連絡先を聞かなかったのか。
パニックな私はそんな余裕もなくただ泣いて、車の中でも夫婦は私を励ましてくれた。なんなら通り道の建物とかの紹介なんかしてくれて。リスニング力もまだまだだったけど、それでも励ましてくれてるのはとても伝わってきた。聞き取れる単語だけでも優しい言葉をたくさんくれた。

車の中でほんとうにどれだけ嬉しくて感謝してるのか伝えたかったけどうまく伝えられなくて、ただひたすらに“Thank you….thank you very very much thank you so much….”しか言えなくて、悔しかったのが忘れられない。(もはやThank youソング)

その思い出が今も英語の勉強を細くでも続けていられる原動力なのかもしれないね。

今ならもう少し語彙力も身に付いてあの頃より豊かな表現で伝えることも出来ただろうし、
あの後お礼になにか届けに行く、送ることだって出来るはずだ。

知らない土地で、携帯も使えなくて、ただひとり。
あの人が来てくれなかったらと思うと、ほんと恐ろしい。

それと同時に「こんな素敵な人いるんだ…」って心があったかくなった日でもあった。

アジア人ってことで一部差別や偏見もいまだに存在するであろう海外で。
そんな優しさかっこよすぎるよ。

自分もいつか、誰かの“ちょっと困った”をそっと救える人になりたいなって思った。
それがたとえ、ちっちゃなことでも。

そのときのために、まずは…迷子になってる人をちゃんと見つけられる視力、鍛えときます。

あの日出会ったあの夫婦へ。今でもあなたたちの優しさ、ちゃんと心の中に生きてます。
私もいつか、誰かの“ちょっとしたヒーロー”になれるように、がんばるからね。

今でもあの日のことを思い出すと、胸がぎゅっとなる。
世界って、なんて優しさでできてるんだろうって。

なお、その翌週もバス寝過ごしました。成長とは。

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