見出し画像

「念のため」を減らす

昨日、86歳の女性のインタビュー動画を見ました。

溌剌とした方で、意志の強さと行動力が伝わってくる雰囲気でした。
話し方も、ハキハキしていて、言い淀むところがありませんでした。
そして、「健康とお金がなければ、好奇心があってもできない」と断言されていました。

とても86歳には見えませんが、100歳まであと14年です。
そう考えると「いつまで歩けるかわからないから、1年という時間が本当に大事」という言葉には、実に重みがあります。

彼女は、「ここに行こう」と決めたら、すぐ行動に移しているようです。
お友達を誘うと返事を待つことになるので、一人でどんどん行ってしまうのだとか。

ご家族と暮らしていた頃から旅行がお好きで、ご家族が全員旅立たれた後は、ほぼ毎月一人で旅行に出かけているそうです。
その時には、一体どんなものを持っていくのでしょうか。

これまでに、旅行の持ち物チェックリストについては、2回ほど記事を書いたことがあります。その際は「何が必要で、それをちゃんと用意したか」を確認することに重点を置いていました。

しかし、歳を重ねるにつれて、だんだんと重いものは持てなくなっていくので、これまでに「念のために」で増やしたものを、削るための見直しが必要になりそうです。

先日の大連旅行に持って行ったスーツケースは、11キロほどでした。
エスカレーターもエレベーターもない場合は、片手で持ち上げて運ばなければなりません。
今は問題がなくても、5年経ったらどうなっているかはわかりません。

スーツケースに限らず、年齢を重ねても動き続けるためには、元気なうちから身軽になる準備が必要だと思いました。

両親を見ていると、高齢者の体力は、たった数年で、驚くほど落ちてしまうことを痛感します。
今の自分には問題なくても、5年後、10年後には負担になっているかもしれません。

旅の荷物も、日々の暮らしも、「この先も、無理なく楽しく続けられるか」という視点で見直す時期に来ているのかもしれません。

年齢を重ねるほど、個人差は広がっていきます。
心地よいと感じるラインは人それぞれです。
冒頭の女性のように、年齢を聞いて驚くような異次元の高齢者もいますが、同じことをする必要はありません。

そうは言っても、自分がやりたいと思ったことを、やるための余力は残しておきたいです。そのためにまずは、持ち物チェックリストを見直して、「もう持ち歩かなくても困らないもの」を削除したいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!