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【MONAの歳時記】ー蚯蚓出(みみずいずる)

青い空に、鳥のさえずり。
めぐみの穀雨を経て、土の匂いも変わってきました。

まだ本格的な夏ではないけれど、
いよいよ様々な生き物が、
目に見えて元気に動き出しましたね。

5月11日からは
第二十候「蚯蚓出(みみずいずる)」
ミミズが地中から這い出してくる頃です。

目も耳もなく、皮膚全体で世界を感じながら、
ミミズはただ黙々と土を食べ、土を作る。
人には見えない地中で、
大地を耕し肥沃にする存在。

ダーウィンは晩年の40年をミミズの研究に捧げ、こう言いました。

「目に見えない小さな命の積み重ねが、地球の大地を作っている」と。

そして、
こんな話を耳にしたことはありませんか?
菌根ネットワーク、
別名「ウッド・ワイド・ウェブ」。
樹木の根と菌類が地中で手を結び、森全体に栄養と情報を届ける、見えない巨大なネットワークのこと。

弱った木には栄養が送られ、古木がハブとなって周囲の命を養います。

日本では古くから「地龍」と呼ばれてきた蚯蚓も、
この見えない世界の住人です。

地中では今日も、
人の目にも触れないところで
巨大な協働が静かに続いています。

地中の見えない世界が、地上の命を支えている。
そのおかげで私達の循環が生まれています。


さらに、この蚯蚓出の頃の節気は「小満(しょうまん)」。

小満——小さく満ちる。
え?小さく?

不思議じゃありませんか?

大満でも、満開でもなく、小満。

まだ完全ではない。でも確かに、満ちてきている。
今はまだ途中だ。
焦らなくていい。
そう、宇宙が言っているように聞こえます。

GODSEAL 23「山地剥」ゴッドハンド——
祝詞は「命の成り立ちを伝えよう」。

ゴッドハンド、ですよ。

あなたの内側で、すでに感じている何か。
言葉にならないまま、ずっとそこにあるもの。
それを物理化する時が来ています。
そのためにまずすることは——剥ぎ取り。

満ちていくためには、
余分なものが落ちなければならない。
剥ぎ取られて、本質だけになって、
初めて満ちていける。
ミミズが土を剥ぐように。
菌根が不要なものを選り分けるように。

見えないところで起きている剥ぎ取りが、
命の循環を支えています。

そしてね——
GODSEAL23.3のSHIKAは52「孵化の数秒前」。

それは
見えないところで見えない作業をしていても
とんでもない熱量をその奥に持って動いているということ。
静かにしていても、深いところで、
めちゃくちゃ蠢いている。

今が、
例えうまくいかないように見えたとしても
自分の中に静かだけれど確実にある熱いエネルギーを
きちんと自覚することです。

今は殻の中での準備中。

余分なものは剥ぎ落とし
全神経を集中させて
最適なタイミングを
ワクワクしながら待つのです。

ーーーーー
日付を追いかけているうちは
本当の季節には触れられません。

季節は、外ではなく
内側で起きています。

#MONAの歳時記 #蚯蚓出 #小満 #二十四節気
#暦のある暮らし #GODSEAL

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