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【短編】もな太郎

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
おじいさんは山へ芝刈りの副業に、おばあさんは節約のため川へ洗濯に行きました。


ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、目の前の川上から大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。

「まあ、なんて大きな桃!物価高で買えないのよね」とおばあさんは大喜び、その大きな桃を家に持ち帰りました。

芝刈りの日当を貰い家に帰ってきたおじいさん。大きな桃をみてびっくり。
おじいさんとおばあさんが桃を割ってみると、中から元気な男の子が飛び出しました。

「これは神さまがくれた子じゃ!snsでバズらせて大金持ちじゃ!」と二人は喜び、男の子を「桃太郎」と名付けて育てました。

しかし収益化のやり方がわからず諦めて育てることにしました。

桃太郎はすくすくと成長し、強く勇敢な青年になりました。


ある日、鬼ヶ島の鬼たちが村を荒らしていると聞き


「よし、僕が鬼を退治して宝を転売するんだ!」と決心します。


その夜桃太郎は、深夜に目が覚めます。

「物価高できび団子が2つしか作れませんねぇ」

「これ。桃太郎がお宝を持って帰ってくるんじゃ。頑張って副業もした。せめて3つは作ろう」

桃太郎はなんとも言えないまま眠りにつきました。



旅立つ桃太郎の道中、犬、猿、キジが話しかけてきます


「桃太郎さん桃太郎さん。お腰に着けたきび団子下さいな」

桃太郎はあの夜の会話を思い出します。

「一個、200円だよ」

動物たちはお金が払えないので、かわりに鬼ヶ島についていくことにしました。


力を合わせて鬼ヶ島へ向かいます。


鬼ヶ島に着くと、鬼たちと大激戦!

桃太郎たちは知恵と勇気で鬼を倒し、宝物を家に持ち帰りました。


おじいさんとおばあさんは大喜び。


桃太郎は働いた動物たちに時給のきび団子を払うと解雇しました。


お宝を転売したお金で、snsは大炎上。近所から非難され鬼からは訴えられ、暮らしましたとさ。


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佐伯由羅(伏見もなか) とても、とても嬉しく思います。