ン十年間、ものづくりが好きだと思ってきたけれど
先日見た舞台で、ヒロインのセリフにきれいなストレートパンチを食らいました。比喩じゃなく、ほんとにグラッときたんですよね。
わたしは、なんでレースが好きなんだっけ?走るのが気持ちよかったから?みんなに褒められたから?おばあさまに反抗したかったから?(うろ覚え。ニュアンス)
わたしの場合、どうなんだろう…って。
ギターを弾くのも、絵を描くのも、ZINEを作るのも。
全部ひっくるめて、わたしは、ものを作ることが好きです。
…じゃあ、それはなんで好きなんだっけ?
本当に、好きなんだっけ?
正直な話、わたしは、
気づいたらギターを触ってる人ではありません。
手帳にイラストを描き散らかすタイプでもないし。
採算度外視で仕様モリモリなZINEを作る根っからのクリエイターでもありません。
そんなふうに、自然とできちゃう人に憧れるけど、そうじゃない。
えーと…なんで好きなんだっけ?
そもそも、わたしは何に突き動かされてものを作っているんだろう。
掘っていったら、自分でびっくりする答えにたどり着きました。
わたしが好きなのは、作ったその先なんじゃない?
そこにコミュニケーションが生まれるから、好きなのかも。
そして、同時に盛大なツッコミを入れました。
「おいおい、おまえさん、どの口がコミュニケーション好きって言ってるんだい?大人数の飲み会が好きじゃないクセに」
でも、実際に思い出される、わたしを動かす何かは、こんなことでした。
絵を描くのが好きな友人と、イラスト付きのお手紙交換が学校を卒業してからも続いたこと。
教室で練習中の曲を弾いていたら、普段あまり話さないクラスメイトが真剣に演奏を聴いてくれたこと。
非公認の部活用ウェブサイトを作ったら、シャイな後輩が掲示板にたくさん書き込みをしてくれたこと。
当時は何も考えてなかったから、単純にイラストが好き、ギターが好き、ものづくりが好き!って思っていたけれど…
それを介して生まれる共鳴みたいなものが、好きだったんだと思います。
そういえば、大人数の飲み会のすみっこで、ヒソヒソ話した時に生まれる小さな共鳴は大好きです。
もしかすると、わたしが好きなのは、コミュニケーションそのものじゃなくて、共鳴で。わたしは作品を作っているつもりだったけど、ほんとうは共鳴を起こす装置を作っていたのかもしれません。
#30日書けるプログラム
Day27:そーだ、好きなこと聞いてなかった
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