人間観察のはずが、妄想の世界にダイブしてた
カフェなどお店に入ると、人間観察を始めてしまうわたしです。
視界に入ればついつい見てしまうので、お客さんに限らず、お店の人も観察の対象になります。
「ああ、この人はきっと新人さんなんだろうな」とか「現場を仕切ってるのはこの人だな」とか。役割を想像しながら眺めると、より立体感のある観察ができるのですが…(何の話?)
つい先日入ったお店も、ボーッと眺めながら登場人物の役割がなんとなくわかって。しばらく観察しているうちに、だんだんお店が賑わってきたんです。
「あ、忙しいタイムに入ったな」たぶん、このお店でお客さんの入りがピークの時間。対応のスピードが間に合ってない感じでした。そういう時、わたしはリーダーっぽい人のピリつきに気づいちゃうんです。
ああ、今は回転させないといけないけど、新人さんが手間取ってるなー。他の先輩がコソッと教えてフォローしたな…あ、でもリーダーが痺れを切らして自分でやっちゃった…
なーんて。
その時、並んでたお客さんが一組待ちきれずに帰っちゃったんですよね。なるほどねー。リーダーも新人さんの動きをチラチラ気にしながら、笑顔の接客対応。ふぇー、マルチタスク…
どういうわけか、いろいろ見えちゃう。
今はそれが面白くて意識的に観察していることが多いんですが、中学生ぐらいの時は無意識にお店の人の細かな空気の動きを感じ取っては、ちょっと居心地悪くなったりして。
今思えば、これって一種の特殊能力だったんだろうな…
中学生の時はできなかったけど、大人になっていろいろな人に出会ってきたから、想像できるようになったんです。「あの新人さんは、入ったばかりで緊張してるのかな」とか「ああ、きっとこのリーダーは要領がいい人なんだろうな」とか。その場の空気の変化を感じ取っては、その背景にある情報を自分の引き出しから補う。
居心地が悪くなる前に物語を想像して、なんだか楽しくなってきちゃったというか…人間観察を飛び越えて、半分以上は妄想の世界にダイブしてます。
見えているのはほんの一面だけど、その奥にはきっと、その人の物語があるんだろうな〜なんてことを思いながら、ちょっとした観察(と、妄想)を楽しめるようになってきました。良いんだか、悪いんだか…でも、こういう妄想があるから、ひとりカフェにいても退屈しないのかも。
いよいよ来週に迫った、11月23日の文学フリマ東京41。
そこで販売するZINE『妄想図鑑 となりのあの人』も、そんな観察と妄想を詰め込んだものになってます。このZINEを作ったら、今度は人間観察をしている自分を観察するモードになってしまいました。一体どこまで観察すれば気が済むのでしょうか…
\ よろしくお願いします! /

当日、【せ-17】「マレー大学文藝倶楽部」のブースで販売します。ぜひお立ち寄りください!

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