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何食わぬ顔でピザを食った夜

「今日はサボっちゃえ〜」

そんな感じで、宅配ピザを注文した日の夜のこと。

届いてすぐ食べられるように、お皿を並べてスタンバイ。

どうせなら、温かいうちに食べたいじゃない。

…と、その時。

「あ。トイレ行きたいかも」

どうせなら、スッキリした状態で食べたいじゃない。

便器に着地。

その瞬間。

「ブブブ…」

知らない番号。

あーーーこれ、絶対ピザだわ。

うち、ちょっと場所わかりづらいんですよね。たまに迷ったドライバーさんから電話が来るんです。

いやまさか、このタイミングで。

でも、まだ着地したばかり。無音。いける。

…出るか。

「すみません、場所なんですけど…」

(ゴォォォォ…)

不覚にも、妙にいい感じにかかるエコーと換気扇音。

ねえ、今、完全にトイレで案内してる人なんじゃない…?

冷静に道案内をして、電話を切って。用を済ませて。

ピンポーン。

無事にピザが届きました。

よかった。

…たぶん、バレてない。


#プチもなか劇場

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