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気楽に書けて、これ以上楽しいSNSを私は知らない #料理レシピ本大賞受賞発表会レポ

窓からの懐かしい風景に、この場所がマックだった時のことを思った。僕が大学生の頃、サークルからの帰り道に寄ることがあった。ここからの景色はあまり変わっていないけれど、店は変わってケーキ屋とカフェになっていた。

東京ドームホテルで行われる受賞発表会にお招きいただいて、水道橋駅ではなく隣の飯田橋駅で地下鉄を降りた。美味しいモンがあると、事前に調べていたからだ。

CANAL CAFE boutique

オレンジような香りの洋酒がわずかに感じられるマロンクリームがたっぷり載っていた。軽い。ホイップも違和感のないさっぱり感。中に、柔らかく煮た渋皮煮が隠れていた。

特に台の質感がよかった。バターたっぷりのフィナンシェのような生地をパイ皮が囲む。台のしっとり感を失うことなく、パイのサクサクした食感も楽しめる。こんなに手の込んだ台はなかなか見かけないので、とても嬉しくなった。

隣駅だったので、歩いて水道橋駅に向かうことに。途中にある東京大神宮に立ち寄ってみたり、食べたかった栗のパウンドケーキのお店に寄ってみたりして、久しぶりの散策を楽しみつつ、会場である東京ドームホテルへ。

入口のドアを入ると、見覚えのある人の視線とぶつかった。infocusさんである。infocusさんとは、5年近く毎週メールでやり取りしているにもかかわらず、お会いするのは2回目。4年ぶりくらいだろうか。知っている方が一緒だと心強い。会場入口には、みとんさん、おかえりさんがいらっしゃって、noteの方も合流して中へ。

今回、「料理レシピ本大賞 in Japan」に合わせてnote内で行われた投稿企画に寄せた僕の投稿が、実行委員会の方に選んでいただき、受賞発表会にご招待いただいた。

受賞するのはレシピ本を書かれた皆様で、僕は観客として会場で起きていることを見聞きし、食べる役割だった。つまり、楽しむだけの時間だ。食べるというのは、授賞式の後に予定されていた懇親会では、受賞レシピ本で紹介された料理が振る舞われるからだ。

事前各テーブルに配られたお品書き。あれ、受賞作が載ってる?

会場内には、業界人っぽい雰囲気の人がたくさん談笑していた。「目立たない場所に行くよ、オレは」という声に振り返ると、料理研究家のリュウジさんが通り過ぎた。おぉ、本物だ。

アンバサダーはキャイーンの天野さん。授賞式では、受賞作品が発表されて著者が登壇していた。受賞の言葉は、皆さん個性があり、そしてレシピ本に対する思いが込められていることがありありとわかる。

井上咲楽さんのレシピは、香りが豊かで印象的だった
くどうれいんさんの作品も読んでいたので嬉しい
川手鮎子さんの受賞の言葉が、頷いたり笑わされたり、
噺家さんのようで和んだ
何度も受賞されているリュウジさんは、完全に独壇場で風格があった

受賞される作品は、確かに!と思わされるコンセプトと、料理への思いが詰まっていた。料理は楽しい、正解はない、自炊人口を増やしたい、研究を続ける、子どもと一緒に楽しんでほしい、さまざまな言葉を聞くことができた。

なかでも、お菓子部門の大賞を受賞されたmisaさんは、ふだん保育士として働いている一方で、”大賞を狙っていた”というから驚いた。受賞の言葉は、保育士として、作り手として、共通するような視点に、思わず聞いているこちらが感激してしまった。

misaさんの受賞の言葉に、涙がこぼれてしまった

お菓子作りは、好きなものを作れる幸せがある。レシピでは、さまざまな材料を使って作っているが、さまざまな材料はそれぞれに良さがある。子どもたちもそう。それぞれにいいところがあって、それを伸ばしていくようにしたい。お菓子作りが、料理と肩を並べるくらい楽しまれるものになってほしいと願っている。

かなり雑駁としてしまったが、misaさんの受賞の言葉の印象的だったところを思い出しながら書いた。misaさんが書かれたレシピ本は「気楽に作れて、これ以上おいしいレシピを私は知らない」という攻めたタイトルで、この投稿のタイトルもまた、noteに当てはめてパク…オマージュしている。

受賞された皆さま、おめでとうございます。

天野さんが料理を試食する時間があり、こんなに観客がいる中で…と感心しながら聞いていた。当然、食べたくなってくる。

受賞者の集合写真。料理部門の大賞・りよ子さんは頭にせいろを載せていた。

お待ちかねの懇親会は、来場者がたくさんいたにもかかわらず、食べても食べても無限に補充されるようだった。受賞作のレシピから作っているからどれも美味しいのは当たり前で、事前に受賞の言葉を聞いているからか、作者の思いが乗っかって、美味しいのなんの(笑)。

くどうれいんさんの「湯気を食べる」に登場したのがネギトロ丼だった。(すっかり忘れていて、お品書きを見て気がついた。)ゴルゴン肉じゃが(写真左上)も破壊力のある味だった。

何度も行ったり来たりしながら、お腹いっぱいになった。途中、同じテーブルにいらした出版社の方に名刺をいただいた。こういう時、名刺があれば話のきっかけになるんだよな、と思ったりした。

スイーツは「気楽に作れて、これ以上おいしいレシピ〜」から3点出ていたが、勿論すべて美味しかった。

僕はその日、夜に出かけるため、早朝にきつねうどん用の揚げを炊いた。野菜炒めも作って晩ごはん対策をした。その話をinfocusさんにしたら「わたしもシチュー作ってきました」と笑っていた。流石である。

最後にnoteクリエイターのみんなで名札を撮った。顔出しができないからこそ名札を撮っていたが、かなり賑やかになり、少し離れて見ていたnoteの方が「楽しそうですね」と喜んでおられた。

会場を出ると、お土産をいただいた。中には、協賛企業の商品がいくつも入っていた。しかも、noteクリエイター向けには、受賞作のレシピ本がランダムで入っていた。

僕の袋には、子どもの本賞を受賞した「パンどろぼうのせかいいちかんたん 子どもとつくるパンレシピ」が。買おうと思っていたから、とても嬉しい。

大賞を受賞したレシピ本は、学研から出版されており、今回特別に“せいろ”を頂いた。せいろをもらったからには、レシピ本を買って作るべし、ということなのだろう。それは、プレゼントという名の販促品であった。

いずれにしても、自分が読んだり作ったりしたレシピ本の作者に会える機会はそうそうない。noter同士もそうだ。貴重な機会をもらって、ご褒美でもあり、大きな励ましにもなった。

これからも書いていきたい、そんなふうに改めて思う。帰り道はとても嬉しかった。


















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もつにこみ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました! いただいたチップは、モンブラン研究費用や子どものおやつ代にします(笑)

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