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社長のみなさーん!

「懐かしい!」「あぁ、この曲だ」「えぇ⁉︎300%?」

普段ゲームをしない僕が、テレビの画面に向かって言葉を投げていた。

子どもにクリスマスプレゼントとして、Switchのソフトを贈った。(サンタからは別に来ている。)子どもの希望で、このタイトルを購入。

桃太郎電鉄、通称”桃鉄”である。電鉄会社として日本全国の主要駅に向かい、各地の物件を購入して企業を成長させていくゲームである。単純な双六とは違い、貧乏神という恐ろしい浪費キャラや、異常気象などの突発的なハプニングもあって、一筋縄ではいかないが、遊んでいるうちに日本全国の地理に詳しくなっていったり、良くも悪くも社長気分が味わえる、楽しいゲームだ。

桃鉄の歴史が気になって調べてみたら、1988年にファミコンソフトとして発売されていた。ただ、プレイヤーごとに目的地が異なっていたり、貧乏神もいなかった。それ以降、プラスの駅やマイナスの駅が登場したり、貧乏神のみならず、キングボンビーなどが加入して、現在の形になっているようだ。

これだけ情報量が多い現代のゲーム、回るのは不可能なのでは…と心配していたが、ゲームの舞台が東と西に分けられており、効率的に対戦を進められる工夫があった。

音楽を聴きながら、小さな画面をチラ見しては「懐かしい!」と連呼していたら、子が「一緒にやる?」と言ってくれた。早速、テレビに繋いで3年間で対決するモードで遊んだ。

我が家には本体が1台しかないので、順番が来るたびにコントローラーを回して遊んだ。僕が子どもの頃は、対戦をする時には、1人はコンピューターにして最弱の設定にし、人間が操作するキャラには貧乏神が取り付かないようにしていた。

我が子も、同じような戦略でコンピューターを選び…なぜか最強キャラを設定していた。子は「いや、面白いと思って」と言っていたが、ゲームが進むうちに勝てないと分かり、自分たちの損害も重なって、結局かなりイラッとしていたので、ゲームなのだし怒りながらやることではない、と打ち切ってしまった。

僕がよく遊んでいたのは、スーパーファミコンのソフトだったが、あの頃と同じような音楽と、懐かしいカードの名前が残っていてとても嬉しかった。あの頃、一度使うと無くなってしまう特急カードや急行カードは、周遊カードとなっていた。何度か続けて使うことができて、目的地への移動もあの頃よりもかなりスムーズだった。

物件が買える駅も増えていたし、物件自体も増えていた。旅先でであう特産品を思い出しては、あぁ旅行してみたい、としみじみ思った。

桃鉄はとてもいいゲームだと思う。小学生のころ、友達のうちで何時間もやり続けた日々があった。日本地図を見れば、特産品や、よく作られている農産品が浮かんできた。

今作は、物件を増やすべく駅が増えていたが、地域によって濃淡があるように感じられた。ただ、キャラクターたちは健在で、ニュース番組のスタジオも懐かしかった。年末年始、子どものSwitch使用可能時間の制限を取り消してでも一緒にやりたくなっている。

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もつにこみ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました! いただいたチップは、モンブラン研究費用や子どものおやつ代にします(笑)