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春がクルミパフェ

”水温む”とは昔からの言い方で、花が咲く、つくしが出る、虫が飛ぶ、鼻が詰まる、目が痒い、よく眠れる、そんなことを見たり感じたりして、あぁ春が来るんだなぁと思ったりします。

そんなふうに、春が来るんだなぁと感じる瞬間は、どんな時でしょうか。

僕は、我が子の小学校の長期休みのたびにお弁当を作るので、それも季節の行事のようになっています。小学校に入学する前からの学童へのお弁当はほんとうに緊張しました。

そんなこともあって、春の始まりは、自分自身の仕事のことで仕切り直しというか、また新しい一年が始まるという気持ちもありつつ、子どもの成長を感じられるのです。

そんな時期、僕たち夫婦が楽しみにしていたものがあります。それは、僕たち家族の思い出のカフェ、クルミドコーヒーで提供されるクルミのパフェ。

季節限定の商品でだいたい3月から4月にかけてお店に登場します。毎年素材の組み合わせが変わるのですが、そのほとんどをお店で手作りし、普段は脇役のクルミが、メインを張るパフェなのです。春だけに。

楽しみにしていた、と紹介したのは、年々子どもたちのことなどで忙しさにかまけて、パフェのことを思い出さなくなっているからでもあります。

楽しみにしているなら、今年はいつかな?などと2月くらいからワクワクしてもいいのですが、ここ数年は「あっ、いまもうやってるって!」とか「今年は行けないね」などという会話になりがちなのでした。

昨年は、販売期間が3月だけだったこともあり、年度末の忙しさから断念。今年は、お店の投稿で開始前からパフェのことを知り、行けたら行こうと思っていました。そして、たまたま3月の下旬に仕事を休まねばならない用事が発生したのでした。

その日、隙間の時間を使って、久しぶりのクルミドコーヒーへ。偶然にも、週1回のシフトに入っている店主さんにもお会いできました。およそ2年ぶりの再会で、ちょっと緊張しました(笑)

新刊の著作も手元にあるのですが、まだ読めていなかったので感想は言えず…残念!じっくりと読みたいのです(言い訳)。

2年ぶりのパフェ、やはり存在感がありました。パフェグラスを置くコースターも毎年デザインが変わり、気分を盛り上げてくれます。いつもアクセントに食べるほろ苦いタフィーが、例年より大きくなっていました。

年を重ねるごとに、層が増えているというか素材が増えているというか、いかにクルミを美味しく食べられるか、を提案してくれているようで嬉しくなります。春が来たなぁ、とお腹も満足していました。

ふと思い出して、上の子が2歳くらいの時の、くるみパフェを食べに来ていた写真を探してみたら、パフェグラスをしっかりと掴まれてしまった様子が映っていました。

回数は減ってしまったけれど、この店に来るとやっぱり落ち着くし、色々と思い出すことが多くて、その度にホッとします。場の記憶、という言葉がありますが、多くの人の記憶が積み重なって、雰囲気となっていくのがよくわかるし、そういうものを大切にしているお店なのです。

明日から、4月。社会人は年度末と年度始めがたった1日でスルリと入れ替わってしまうようで、いつも落ち着かない気がします。

仕事では、クルミのように存在感のある脇役として、そしてたまに前に出てもいいかなと思う、そんな気持ちになったパフェ時間でした。



おしゃれなサムネイルなのにタイトル駄洒落、もうお恥ずかしい(笑)infocusさん、いつもありがとうございます!

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もつにこみ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました! いただいたチップは、モンブラン研究費用や子どものおやつ代にします(笑)