【エッセイ】どうか皆様だけは…
~皆様、ロコモって知っていますか?~
ロコモコ丼ではございません!
そんな美味しいものではございません!
ロコモです。
所謂、ロコモティブシンドロームのことです。
これは何かと言うと骨、関節、筋肉、神経などの運動器の 機能が低下し、立つ、歩くといった移動機能が低下した状態、または低下する危険性が高い状態を指します。
要するに、普段運動などで
筋肉を鍛えていないと将来寝たきりや介護に向かってしまいますよ、ということです。
いつまでも、健康でいるためには
何歳になっても筋肉を鍛えておきたいですね!
皆様もぜひ日頃筋肉を鍛えて
健康でいてください。
ということで、
今回そんな筋肉にまつわる話を
皆様にお届けしたいと思います。
連続で筋肉関連のエッセイで
とても暑苦しいでございますが
皆様お付き合いのほどよろしくお願い致します。
私が大学生の頃です。
前回の記事でお伝えした通り
私の弟は筋肉ムキムキ男です。
毎晩、獣のような呼吸をしながら
肉体を痛めつけています。
そんな弟ほどではありませんが
私も男として
人生で1度でもいいから
憧れのドラゴンボールの孫悟空のような姿になりたいと思い筋トレに励んでいた時期がありました。
東京の一人暮らしの部屋で
ダンベルを持ちながら
必死にブルンブルンと振り回していました。
もし万が一
恐ろしい敵が地球を侵略しに来たとき
未だ見ぬ愛する人を、この手で守れるようにと必死にダンベルをブルンブルン回していました。
必死にブルンブルン回していた結果
室内に立てておいた物干し竿に
ぶつけてしまい、まるで強盗に入られたかのように悲惨なことになりました。
6畳しかない我が家では
体を鍛えるには狭すぎます…
「こうなったらスポーツジムしかない!」
と考えた私は、
近所のスポーツジムに
アルバイトで働くことにしたのです。
…読者の皆様は今
「スポーツジムに通うのではなく
働くのかよ!」と思ったことでしょう。
ふふっ、皆様、私を誰だと思っているのですか?
私は天才モンキーパンツですよ?
何も考えずに働いたわけではありません。
スポーツジムに働けば
勤務時間が終われば無料で
トレーニングできるという情報を知っていたのですよ!
当時、お金が無い私です。
お金を稼ぎながら
無料で筋トレができるなんて
そんな最高なことはありません!
間違いなくモンキーパンツは天才です。
そんなこんなで、私は最高の環境で
スポーツジムで働く先輩達に
筋トレを教わりながら日夜頑張っていました。
そして、お風呂上がりに
毎日鏡の前で
ブルース・リーのように「ホアチョー」と雄叫びをあげながら
ファイティングポーズをして鍛えぬいた体をうっとりと眺めていました。
うっとり眺めていると時々、部屋にゴキブリが現れ
乙女のように「キャー」と悲鳴をあげたりしていましたが、
その時の私は筋トレによって最強になれたのだと勘違いしていました。
素人が少し頑張った程度では
たいして体は変わらないので
私は細い体だったのですが
心はサイヤ人で
見事に調子にのっていました。
そんな私に対して、ある日
大学の友人が「筋トレを教えてくれ!」と
お願いしてきました。
私は最高に調子にのっていたので
すぐに「俺のトレーニングはキツいぞ?」と返事をしました。
私が働くスポーツジムは会員制なので
誰でも入れる市営ジムに友人を連れていきました。
彼は初めてのスポーツジムで
目をキラキラさせています。
友人は何もかもに興味津々で
「あの人は何をやっているの?」
と質問をしてきました。
市営のジムにはインストラクターの方がいませんでしたので、
各々独自の筋トレ法をされています。
ランニングマシンで
カニ歩きをしている人もいます。
ダンベルに紐を結んで
ゴロゴロ転がしている人もいます。
懸垂マシンにぶら下がりながら
本を読んでいる人もいます。
正直、私も「何をやっているのか」と聞かれても
みんなが何をやっているのかなんてわかりません。
迷った挙げ句、私は友人に
「考えるな…感じろ…」と
クールに答えておきました。
友人は訝しげな顔をしていましたが
今回私達は見学ではなく実際にトレーニングするために来たのです。
他の人が何をやっているかなんて関係ありません。
早速、友人とトレーニングに取りかかります。
まずは、やっぱり有名どころのベンチプレスからでしょうか?
友人には、軽い重りからスタートしてもらいます。
友人は普段トレーニングしていないと言う割には、力があるほうで余裕で持ち上げてしまいました。
これならもっとできそうだと
私は徐々に、友人の負荷を重くしていくと
「さすがにこんな重りは無理だ」と
ギブアップしました。
私は「ふん、地球人では上出来だな」と
サイヤ人になったつもりで答えました。
そして、私はかっこつけて
「やらしてみろ」と
友人と交代しました。
ベンチ台に横になり
私はバーを持ち上げる前に
深呼吸しました。
これは集中をするためです。
正直、今から持ち上げるこの重さは
私にとっても持ち上げられるかギリギリの重さです。
調子が良い時でしか上げたことがありません。
上げられるかどうかは、不安です。
でも、友人の前であれだけ虚勢を張っていたわけです。
持ち上げられなかったら、
すごく恥ずかしいです。
集中です…
全ての力を腕に集めます。
私があまりにも長い深呼吸をするので
さっきまで騒がしかったトレーニングルーム全体が、静かになったような気がしました。
緊張感が漂います。
よし、では3,2,1でいくことにしましょう…
3…
2…
1…
「フンっ!!」
ブバババババババババババババババババババババババァ!!!!
私がバーを持ち上げたと同時に
とってもとっても大きなオナラ音が響き渡りました。
みんなが私に注目します。
先に言っておきます…
決して私がオナラをしたわけではありません。
断じて私ではありません。
たまたま、私が力を入れた瞬間に
オナラの音がしたので
あたかも私が特大オナラをしたように見えますが決して私ではないのです。
わかりますよ?
力を入れすぎてついついオナラをしてしまうなんてこと、誰にだって経験はありますよね?
だから、私が今
力を入れすぎてオナラをしたと
思ってみんな注目しているのですよね?
ええ、よくあることですから
そう思ってしまうのは仕方ありません。
でも、今回ばかりはその判断は時期尚早です。
なぜなら、100億万%私ではないからです。
いかにも下品な顔をして
平気な素振りでオナラを撒き散らしそうな見た目をしていますが
…私ではないのです。
筋肉の神様に誓って私ではございません。
私はわかっているのです。
私の隣でダンベルをブンブン振り回している、こちらのオジさまです。
このオジさまがオナラをされたのです。
でも、オジさまは知らん顔をされているのです。
「俺は今、忙しいんだ」と言わんばかりに
トレーニングに勤しんでいるのです。
私は心の中で様々な感情が渦巻きました。
「オジさま!
あなたがオナラをされたのだから
もっと恥じらってくださいませんか!?
どうして先ほど、
あれだけ大きなオナラをされたのに
そんな爽やかな顔で汗を拭けるのですか!!?」
オジさまは
まるで青春ドラマのイケメン俳優みたいに、髪をなびかせてスッキリした顔をしています。
今から若手女優と恋が始まりそうです。
そして、一方の私と言ったら
重いバーベルを気合いを入れて持ち上げたことで、顔が真っ赤です。
これでは、私が
特大オナラをして恥ずかしそうにしているみたいじゃないですか???
大学の友人は
必死でタオルを噛みしめ笑いを堪えています。
私は
「オナラをしたのは、このオジさまです!」
と大声で言いたくなりましたが
それはこのオジさまが悲しむと思い、やめました。
でも、絶対に私ではないのです…
あの時のスポーツジムにいた人は
みんな私がめちゃくちゃ気合いをいれて
特大オナラを撒き散らしたと思っていますが
どうかnoteで私の記事を読んでいる皆様にだけは知っておいてほしいのです…
あの時、特大オナラをしたのは
私ではないのです…
絶対に私じゃないんです…
信じてくれる方は
どうか博愛精神に溢れた優しいお気持ちで
スキを押してください…
そんな私がスポーツジムでアルバイトをしている時、
アズマさん(仮)という女性に恋をして、同僚のテラグチくん(仮)と情けない恋の争いをしたエピソードがありますので、
もしよろしければお読みください✨
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