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新しい文化に触れたい⸺台湾人弁護士が日本で挑む新たな法務の世界

モノリス法律事務所では、IT・インターネット分野を中心に、企業法務から誹謗中傷対策まで、多岐にわたる案件を取り扱っています。所属する弁護士たちの知見を持つ領域も、それに伴って実に様々です。
この企画では、モノリス法律事務所をもっと身近に感じていただくために、所属弁護士の魅力や意外な一面をご紹介します。
今回は、李 徳君(Li, Te Chun)外国法事務弁護士についてご紹介します。台湾で約5年間の弁護士経験を積んだ後、2022年に来日。早稲田大学大学院での学びを経て、2024年5月に当事務所へ入所しました。「新しい文化に触れたい」という思いで来日した彼は、モノリス法律事務所という新たなフィールドで、どのようにその経験を活かしているのでしょうか。


李 徳君 (Li, Te Chun)
2024年5月よりモノリス法律事務所に入所。2025年12月外国法事務弁護士登録。
台湾での弁護士経験を活かし、クロスボーダーチームの一員として、国際取引や法務リサーチ業務を担当。言語や文化の違いを乗り越え、グローバルなつながりの強化にも貢献している。


「新しい文化に触れたい」安定したキャリアを捨て来日

李外国法事務弁護士は、以前から海外での生活に憧れを持っていたそうです。「新しい文化に触れ、視野を広げることができると思っていた」と語ります。台湾で弁護士として約5年間働いた後、2022年、キャリアを一時休止し、新しい環境で成長する機会を模索していました。
そのタイミングで、クロスボーダーの法規制を念頭に置いた国際取引や国際組織法分野を専門的に学べる英語での大学院プログラム、「早稲田大学法学部:現代アジア・リージョン法 LL.M(法学修士)」に合格。台湾での安定したキャリアを捨て、日本への移住を決意しました。言語や法的環境が異なる日本は、彼にとって特に挑戦しがいがあると感じられたそうです。
早稲田大学在学中、当事務所がインターンシップを募集していることを知り、日本での仕事の経験を積みながら法的な知識を活かせるチャンスとして応募しました。
インターンとして入所してからは、早い段階からさまざまな法的業務を任され、国際的な法的問題に触れる機会がありました。職場のサポートも大きな自信となり、長期的にここでキャリアを築いていく決意を固め、インターン終了後に正式に入所を決めました。

リサーチ能力と国際的な視点を活かして

現在、李外国法事務弁護士はクロスボーダーチームの一員として、自身の専門性を発揮しています。主な担当業務は、外国の法律事務所との関係構築や、国際的な取引を進めるクライアントの支援、そして外国の法制度に関するリサーチです。
例えば、新規市場に進出するクライアントへの法的アドバイスに必要となるリサーチや、当事務所の日本人弁護士への助言提供や、外国のクライアントと日本の弁護士との間での円滑なコミュニケーションのサポートなど、その役割は多岐にわたります。
リサーチは彼の仕事において非常に重要な位置を占めています。自国(台湾)の法制度への深い理解が、他国の法制度との類似点を見つけ、必要な情報を効率よく収集する上で役立っているそうです。特に、中国語のスキルは、中国語を話すクライアントや相手方とのコミュニケーションをスムーズに進める上で大きな力となっています。
台湾と日本の両方の法制度に精通していることが、複雑な法的課題に対して実践的でバランスの取れた解決策を提案する際の、彼の強みとなっています。

「クロスボーダーチーム」が新たな居場所に

李外国法事務弁護士は、当事務所の職場環境が、以前働いていた台湾の法律事務所とは大きく異なると感じています。台湾では弁護士が個室で働くことが多く、コミュニケーションの機会が限られていましたが、当事務所ではオープンな共有スペースで皆が働いているため、同僚との交流を深めやすいそうです。
日本での法律実務に携わるうえで、日本語での正確なコミュニケーションは不可欠です。現在では、英語・中国語・日本語を用いた複数言語でのコミュニケーションを活かしながら案件を進めています。同僚のサポートも得て、国際案件における橋渡し役としての役割を担えるようになりました。
所内の会話はほとんど日本語ですが、クライアントとのやり取りは英語で行うことも多いため、実務に集中しやすい環境です。多くの外国人が日本の職場で孤立を感じがちだとよく耳にしていたようですが、彼の場合はむしろ逆で、同僚たちが職場に溶け込めるようサポートしてくれたと語ります。

当事務所では、日本法の知識に加えて、外国人アソシエイトには効果的にコミュニケーションを取れる能力や、新しい挑戦に柔軟に対応する姿勢が重視されています。どんなバックグラウンドを持っていても、結果を出すことが大切にされており、皆が協力して目標に向かっています。
「弁護士」というと堅いイメージがあるかもしれません。ですが、モノリス法律事務所には、李外国法事務弁護士のように、それぞれが向き合ってきた分野で、クライアントと同じ景色を見つめながら、一歩ずつ未来を切り拓く弁護士が揃っています。

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この記事を書いた人

モノリス法律事務所
IT・ベンチャー・M&Aに強みを持つ法律事務所です。代表弁護士は元ITエンジニアという経歴を持ち、AIのような先端技術が関わる法務サポートを強みとしています。本記事が、あなたの職場でAIについて考えるきっかけになれば幸いです。