【ルーツ旅🌺休憩所⑫】湯治なんて縁がないと思っていたら……
多くの日本人と同様、私も温泉が大好きです♨️
しかし、多忙な毎日で、なかなかゆっくり温泉につかる余裕がなく、せいぜいホテルに1泊か2泊して、館内の温泉に入るぐらい。
そんな私ですが、ヨシタカさんの湯治記録を読むうちに、どこかの湯治場で、何日かのんびりと湯治したいなあという憧れを抱くようになりました。
▼母と祖母は湯治を楽しんでいた
ただ、私のまわりに、実際に湯治をした人は見当たりません。湯治といえば、地方の温泉宿で長期滞在するため、時間的にも金銭的にもかなりの余裕がなければ無理じゃないかという思い込みもあり、あくまでも、いつか行ければいいなという程度でした。
ところが、先日の山形行きで、意外な事実が判明しました。母がまだ結婚する前、家族ぐるみで湯治に行っていたのです。しかも3週間も。
おばによると、場所は山形の「のとや旅館」。検索したら、【銀山温泉 能登屋旅館】が出てきました。
「千と千尋の神隠し」の舞台のようなドラマチックな温泉宿で、予約はすぐに埋まってしまうほどの人気だそう。すごいなあ。
でも、こんな豪華な宿に3週間も滞在できるほど、母の実家はリッチだったっけ……? いや、祖父は戦争で亡くなったから、生活は苦しかったはず。
私が不思議に思って尋ねると、おばは、「のとや旅館は、吹浦のひなびた旅館だよ。去年近くを通ったら、誰もいなさそうだったから、廃業したんじゃない?」とのこと。
調べたら、どうやらこちらが正解のようでした。
いや本当に、ひなびた感じです(失礼!)。でも、母が湯治をしてから60年ぐらい経っているのに、まだちゃんと経営していて、別サイトによると数年前にリニューアルオープンしたらしいのがすごい。きっといい湯治場なんだろうな。価格もお手頃なので、次に山形を訪ねるときは、ぜひ利用してみたい。
▼毎年湯治に行っていたのに気づかなかった
祖母はそれで味をしめたのか、晩年に至るまで、毎年ひとりで1か月ほど湯治に行っていたそうです。私は毎月のように祖母と会っていたのに、知らなかった……。両親のこともそうですが、亡くなって初めて知ることってたくさんあるなあ。
考えてみれば、私がnoteに投稿していることだって、夫や娘は知らないわけで、将来私がいなくなったあとにこの投稿を見つけたら、「ええー!!」と驚くことでしょう。家族に見せる顔は、ほんの一面に過ぎないのだと、改めて思わされます。
ところで、祖母が毎年行っていたのは、あつみ温泉「瀧の屋」。こちらも良さそうなお宿なので、一度訪ねてみたいな。いつか時間ができたときに、1か月とはいわないまでも1週間、せめて2,3日は滞在して、のんびりお湯につかりたいです。
自分のルーツを訪ねる旅。その過程で、さまざまなことに出会い、人生の楽しみが増えていきます。今後は、それらについても書いていきたいと思います🌺✨
(続く)
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