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Week11: AIの進化は何かを勉強しなくてよい理由にはならない

明日から秋学期が始まります。

アメリカの大学は9月から本格稼働するため、長い夏休暇に入っていたMBA生だけでなく、他学部のGraduate StudentsやUngergrads(学部生)も戻ってきており、大学本来の賑わいが戻ってきています。噴水や学内の至るところで、改めて大学という場所にいるのだなと感じる機会が増えています。

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秋学期の過ごし方 (現時点予定)

秋学期からは必修科目に加え、いくつかの選択科目が始まります。
個人的に楽しみにしているのは、

  • Startup Garage - Design
    チームで応募するStanfordの名物授業の一つで、チームが持つビジネスアイデアを、顧客の課題の特定という観点でブラッシュアップしていくコースです。Stanfordが持つ企業のノウハウをフルに吸収しようと思います。

  • Entrepreneurial Acquisition
    StanfordはSearch Fundの第一人者と呼ばれる教授や講師が多数おり、そうした第一人者や現在第一線で活躍する方々から、実情や今後のSearch Fundのあり方について学ぶ授業です。日本でも徐々に市民権を得始めていますが、Search Fund先進国アメリカの事例を学びたいと思います。

その他、Computer Scienceの授業、Robotics CenterのSeminarには参加予定ですが、どこまで余力があるか分からないので、様子を見てコマ数は調整していきます。

AI時代の学習マインドセット

さて、短い夏休みの間に、遅ればせながら大流行しているVibe Codingに挑戦しようと思い、本当に最初から始めてみましたが、見事に最初の設定でつまづきました。VS Codeの設定やGitの初期化など、普段関わっている人からすると初歩中の初歩だと思いますが、意外とそうした当たり前の部分に落とし穴があったりします。

いまはErrorが出るたびにGPTやGeminiに聞けば答えてくれるため、なんとか始めることはできましたが、「言うは易く行うは難し」を肌身を持って実感した気分です。ただ、この体験から気づいたことがあります。

よく、「AIが発達して同時翻訳が可能になるから英語学習は必要ない」といった意見や、「Vibe Codingによってプログラミングを学ぶ意味はなくなる」といった声が聞こえてきますが、私はそうでないと思います。

英語はコミュニケーションツールであり、英語でコミュニケーションするということは単に英単語を話すことではなく、適切な話題を提供し、適切なジェスチャーをするという総合的な技術が必要です。インターフェイスが人間である限り、こうした領域は人間が担う必要があり、同時翻訳では対応できません。

プログラミングに関しては初心者なので偉そうには語れませんが、クラスメイトと話した際、プログラミングとはシステム全体を作り上げるための広い行為であり、その中には適切な構造を考えるArchitecture、また課題の解き方、手法であるAlgorithm、そして実際にコードを書くCodingが含まれており、この内、CodingはAIが代替してくれるが、それ以外についてはまだ人間が考えるべき領域が残っている、と教えてくれました。

そうした意味で、AIによって勉強をしなくて良くなるという発想ではなく、AIによって素人でも簡単に学習できるようになる、という発想でどんどんと取り組んでいくことが重要なマインドセットである気がします。

技術は進歩し、普及する中で民主化されていきますが、実際の民主主義がそうであるように、アクセスできるものをうまく取り込んで使い続ける人と、いつでも使えると思い、あぐらをかいている人との差は広がる一方です。

MacBook Pro

あまりにもつまずいたため、わざわざWindowsからMacに切り替えたのですが、元を取るためにもここからPrograming学習を加速させていきたいと思います。

今週の発見

大学内にある美術館、Cantor Arts Centerが想像以上にすごかった。ロダンの考える人に加え、地獄の門など有名な作品が驚くことに美術館の外庭に陳列されていました。基本的に無料で入れるため、おすすめです。

Cantor Arts Center
地獄の門

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