映画感想:機動警察パトレイバー2 the Movie
今回の作品
今回の話題は、
映画感想:機動警察パトレイバー2 the Movie
今回の話題は、
機動警察パトレイバー the Movieを
リバイバル上映をしているので、
見てまいりました。
過去に何度も見てきた映画では
ございますがやっぱりいい。
本当に多くの肯定される作品なんだと
改めて実感しておりました。
今回の個人的ポイント
1.続くパトレイバーの世界観
2.日本だからこそ
3.男女の意思が交錯するもの
1.続くパトレイバーの世界観
本作は、前作にあたるパトレイバー劇場版第1作目から続く、
世界観の延長にある作品になります。
そのため、過去の作品で登場した人物が、
登場しております。
前作から時間が流れているので、
各キャラクターのその後が描かれております。
泉・篠原の両名は、レイバーの開発。
太田は後進の育成。
進士は経理課へ。
それ以外のメンバーは、
特車2課に残っております。
また、変わったのはキャラクターだけでなく、
レイバーにおける部分に関してもありました。
それまでは、バビロンプロジェクトにより、
レイバーの需要は激増したのでしが、
そのバビロンプロジェクトも終了しており、
そこから近隣の工事での活用や、
関西における空港建設など
東京から地方へレイバーの活用が進んでおります。
また、特車2課の人員に関しても
多くの人が入れ替わり、
それにともない品質も変化がありました。
それを象徴するシーンとして、
部下と後藤隊長の会話。
南雲隊長が戻られていない状態で、
定時を過ぎたか退勤に移ってもいんじゃないかという
二人のやりとりがあり、
最後に締めくくる「いいわけないじゃない」
これが今の特車2課の持つクオリティを
象徴している気がします。
序盤から前作からの流れを丁寧に描いておりました。
2.日本だからこそ
この作品を見て強く感じたことは、
日本だからこそできた作品だと思ってます。
この作品のテーマとして架空の戦争だと
自分は思っています。
そうしたテーマを扱うことができるのは、
日本という特殊な政治環境だと思ったりします。
この作品の場合、自衛隊が東京に溶け込むまでに、
まずベイブリッジの爆破という大きな事実があって、
そこから最終的に戦闘ヘリの攻撃で混乱を満たす間、
ITを用いて東京を徐々に大混乱へと染めあげるさまが、
非常に計画的な描写となっております。
この計画のなかで自衛隊が、
即座に動くことができないというのは、
日本特有な状況ですし、
警察と軍が睨みあうなんてことも、
国の背景が日本でなければ成立を
するのが困難な展開だとおもいます。
一連の戦闘機スクランブルシーンに関しては
本当に独特の緊迫感か漂っておりました。
ふと、思うのがパトレイバーみたいに
警察がロボットに乗り込み、
犯罪と相対するといった形式の作品、
アメリカだとなかなかないですね。
近い関係でいうとロボコップなんかがあがりますが、
あちらは人間がロボットに改造されるという
形式なのでまた違う感じ。
自分が知らないだけかもしれませんが、
あまりない気がします。
3.男女の意思が交錯するもの
パトレイバー2の大きな要素として、
1作目にはない恋愛要素があります。
ただ、その展開が南雲さんと柘植の関係に
よるものだとは初めて見た時は
想像だにしませんでした。
また、そこに介在する後藤さんの心情を
見ていると切ないものがあったりしました。
最後のシーンなんかは、
見ていると南雲さんが静かに感情を爆発させていて、
その感情に柘植が応えるというシーンは、
1作目も大人な作品ではございましたが、
2作目も別な角度で大人な作品だと思いました。
以上、機動警察パトレイバー2 the Movieの感想で御座いました
