個展「ウルトラドープ」開催にあたって
4月23日から初の個展「ウルトラドープ」が亀戸アートセンターで始まります。
去年のヘルミッペさんとの二人展SUPER NICE THANKASSの後に
亀戸アートセンターのチャッピーさんと石部さんに個展やらないかと誘われいい気になって今に至ります。
僕自身とてもありがたい話で、何かしら外に向けてやりたいと思っていたので渡りに船という感じでした。
しかしながら、空間全部を僕の作品で埋めるのは初めての試みで、
早くも個展とはなんだという壁にぶつかってしまいました。
印刷しただけの作品を置くだけでも成立するのはわかっているものの
何かしら個展である意味を残さなければならないと考えてもあんまりいい答えは出てこないことに焦りました。
去年のSUPER NICE THANKASSや一昨年やその前にやったグループ展では周りに人がいることによって大分精神的迷いがなくできていたことを痛感しました。
考えてるうちにそろそろ着手しないとやばい時期まで来て
「まぁいいや、とりあえず作品完成させつつ考えよう」
とモードを変えたのが一個の転機でした。
普段から僕は作品の説明や物語をしない傾向にあります。
聞かれてもなんとなく面白そうだったからとかヘラヘラとのらりくらり体のいいことを言ったりしていました。
しかしながら一応作品の手法や書いてある内容の意味合いは、あるにはあります。多分あると思ってます。
でもその意味合いはかなり個人的なもので、しかも小さな意味合いしかないので説明を省いていたことは否めません。
作品を作っていたり何を作ろうとか思考を巡らせているうちに、
なんとなく『これはやりたくないな』みたいなことが少しづつ生まれて、「やりたいこと」と「やれないこと」と「やれるけどやりたくないこと」がせめぎ合って最終的に何を作るかを決めて手を動かしていました。
それになんとなく気づいた時に自然と生まれたテーマが
”言語化しなかった譲れなかったもの”
個展タイトル「ウルトラドープ」もその一つです
馬鹿馬鹿しい響きが好きな気持ちや、自分の絵の軸足を表明したい気持ち、でもポーザーでいたくないというエゴの元選んだのが”ウルトラドープ”です。
そんなこんなで
”言語化しなかった譲れなかったもの”
なんていかめしいコンセプトになってしまいましたが
色々削いで行った結果、ウルトラドープが残ったというだけなので
気軽に見に来てくださいね。
いい響きでしょ、ウルトラドープ。
会期:2026 4/23-5/5
時間:平日 16:00-22:00
土日祝 13:00-19:00
場所:亀戸アートセンター KAC
〒136-0071 東京都江東区亀戸9丁目17−8 KK ビル 101
