Langakuの記録 やっと直接言えた!!
note254日目です。
英訳漫画を読んでいて、 次のような セリフがありました。
英語(翻訳)
I finally got to tell you in person!
日本語(元)
やっと直接言えた!!
前後も含めると、
良かったね! 本当良かった! 初優勝おめでとう! やっと直接言えた!!
That's great! Really great! Congratulations on your first win! I finally got to tell you in person!
となっています。
日本語は「言えた」なのに対して、英語版では got to tellになっています。
そのまま訳すとしたら、
I finally told you. でもよさそうですよね。
ところが
I finally got to tell you
をと訳されています。
get = 手に入れる と習います。しかし実際の英語では、get はもっと万能な動詞です。
そして get to do になると、
~する機会を得る
やっと~できる
という意味になります。
例えば、
I got to meet her.
彼女に会えた。
We got to see the game.
試合を見られた。
I finally got to visit Kyoto.
やっと京都に行けた。
今回も同じです。
I finally got to tell you
↓
やっと君に言うことができた
↓
やっと直接言えた
になります。
ここでの finally も非常に重要です。
長かったけど最後には
というニュアンスがあります。
だから
I finally got to tell you!
には、
単なる報告ではなく、
「ずっと言いたかったんだよ!」
「やっと伝えられた!」
という感情が上乗せされています。
今回の場面にぴったりです。
そして in person も非常に面白い表現です。
直訳すると
人物の中で?
みたいに見えますが、
意味は
直接会って 面と向かって
です。
例えば、
We met in person.
実際に会った。
I've only talked to him online. Never in person.
オンラインでしか話したことがない。直接会ったことはない。
Thank you in person.
直接お礼を言う。
など。
語源をたどると、
person はラテン語のpersonaから来ています。
もともとは 劇で使う仮面 を意味していました。古代ローマの俳優は仮面をかぶって演じました。
その
persona
が次第に
役柄
↓
人物
↓
人
という意味になりました。
だから現代でも
personality
人格
personal
個人的な
などの単語につながっています。
そして
in person
は、
文字や電話やSNSではなく、
その人自身と向き合う
という感覚があります。
実はコロナ禍以降、
この表現はさらに頻繁に使われるようになりました。
Let's meet in person.
直接会おう。
We finally met in person.
やっとリアルで会えた。
という言い方を見かけます。
オンラインと対比されることが増えたんですね。
今回の漫画で特に良いのは、
翻訳が「やっと言えた」だけで終わらせず、
I finally got to tell you in person!
にしていることです。
つまり、
ただ言えたのではない。
オンラインでもなく
人づてでもなく
その場で顔を見ながら
言えた。
その喜びが英語にしっかり入っています。
「ずっと言いたかった祝福を、やっと本人の目の前で伝えられた」という嬉しさまで描いている、とてもいい訳だなあと思います。
--読んでくださりありがとうございました--
※イラストはAI:Copilot生成、文章はAI:Copilotと作者との協力によるものです。
