甲午月/6月に起きること|行きはよいよい、帰りは怖い補正予算可決
6月6日 芒種より甲午月に入ります。
甲午は天干木性陽木と地支火性陽支が組み合わさった干支です。
木生火かつ、年干支の「丙午」と重なり火の勢いがマシマシですね。
季節は梅雨となり、雨天が多くなりますが暦上は真夏なので、干支構造・年干支と相まって気温は高くなりそうです。みなさん体調にはお気をつけ下さい。
先月「癸」で五行が1サイクルし、新たに物事を始めるタイミングですが、
時間を示す午は十二支のちょうど真ん中で、天干と支が半分ずれています。
午は「忤う」を意味し、陰気が旺盛な陽気を徐々に蝕む様子を表しています。
スッキリと物事がスムーズに進むという訳にはいきませんが、そうしたものに足を引っ張られず、しっかりと(やや強引にでも)新しい一歩を踏み出すことを示しています。
このタイミングでよくないと思いつつダラダラ続けている慣習・関係と
決別しておかないと次に控える「乙未」で、現実問題としてそのツケが
顕在化してくるでしょう。
ちょっと無理してでも、新たなフェーズに移行することを意識してみましょう。
ではこの視点から、私たちの生活に直結する政治を観ます。
政府は、総額3兆1135億円の2026年度補正予算案を編成し、6月5日の参議院本会議で可決・成立させました。
財源の全額を赤字国債で賄い、主に中東情勢の混乱に伴うエネルギー価格の高騰対策などに充てられます。
石油・ガスなどエネルギー価格をはじめとしたインフレが昂進する中、補正予算で電気・ガス代やガソリン代を補助してくださるのはミクロ視点の庶民には大変ありがたく、短期的には有効だと思います。
嬉しいですよね。安いに越したことありませんし。
ですが、急激なインフレにより実質賃金が伴わない物価高に喘いでいる状態では正直、焼石に水…。ロウリュ状態。
マクロの視点では、さらにこのインフレを悪化させるのではと感じます。
結局この財源を赤字国債で賄うということは、国自身が背負う借金が増えているに変わりなく、金利上昇の要因になっているに他なりません。
庶民感情に迎合し、小手先だけの人気取りのような政策の繰り返しでは、
インフレ+高金利という悪循環を悪化させるだけでしょう。
甲午のタイミングで、目を覚まし多少反発にあって支持率を落としたとしてもより大局をみた政治的決断に舵きりした方が良かったのではないかなと思います。
今後の動向を見守りましょう。
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