日々の徒然 電子書籍なんて
昔から読むことだけは大好きでした。
速読乱読に熟読精読、臨機応変にこなしてきたと自分なりには思ってきました。
しかしながら5、6年前からでしょうか、読む速度も遅くなり、根気もなくなったのか途中で放り投げて完読できないことも徐々に増えてきました。
本を購入するペースは以前と変わらないので、読了しない本が積みあがっていく一方です。
理由のひとつに老眼の加速度的な悪化があります。
私の場合、特に夜、寝床に入ってから読むことが多いのですが、部屋の照明に加えて手元灯を点けても読みにくくて仕方ありません。
また意味の分からない語句は、傍においてある卓上の小さな国語辞典を引きますが、それには更にルーペが必要な有様です。
心穏やかな眠りにつくルーティーンのはずが却ってイライラが募ります。
そんな最近でしたが、先日のアマゾンプライムセールで電子書籍リーダーのKindleが安く売られていました。
しかも読み放題(指定本に限りですが)プランのKindle Unlimitedが3か月無料でしたので、まぁモノは試しとそれほどの期待はせずに購入してみました。
電子書籍なんて……。
今まで、本イコール紙、それ以外は認めないくらいの思いでここまで来ましたが、Kindleを初めて使ってみて思ったのは
(いままで失礼なことを言って申し訳ありませんでした)
ということ。
活字の大きさも自由自在。画面も、よく分かりませんがスマホのようなバックライトではないせいか、眼にとても優しいのでした。
しかも分からない単語は指でマークすれば瞬時に辞書機能が開き調べられる。本当にもっと早く使っていればと思い知った次第です。
そして、軽くて薄い一枚の板のようなものに、何千冊、いや何万冊もの本が収まるというのですから、あまりにも気づくのが遅い食わず嫌いだったと自分に呆れてしまいます。
とは言え、今まで読んでいた本をすべて否定するかと言えば、そこまでは思えない。
紙の本には本の神様が宿っているというへんてこな信仰の持ち主の私は、これからも眼を細め、顔をしかめながらも、小説のページをめくり、重たい辞書を引き続けていくのだと思っています。
ただ、ベッドや旅先ではKindleに助けてもらうことも増えそうです
そうしているうちに、本の神様は私のKindleにも、いつか宿ってくれるかもしれませんね。
※サムネイル画像は机上や書棚に納まならい辞書群です。
優しい某ミニマリストさん、どうかわたしを見捨てないで……
