ショートショート『ゆるキャラ』

自分でゆるキャラ作ってみました!
なかなか可愛いくできたのでは・・
ダゾン君が活躍する物語も書いてみました。
それではスタート!
ーー
(あー、今日も仕事でいっぱい怒られたな)
優斗は肩を落とし、重い足取りで家路へ着いた。
上司に叱られた言葉が、帰り道になっても頭の中で何度も繰り返される。夕焼けに染まる住宅街を歩いていても、気持ちは少しも晴れなかった。
「はぁ……」
小さくため息をつきながら玄関の鍵を開ける。
ガチャリと扉を開けると、静かな部屋の真ん中で、最近うちへ転がり込んできたダゾン君が、床に大の字になって気持ちよさそうに眠っていた。

寝息に合わせてお腹がふくらんでは縮み、そのたびに小さな体が上下している。
「すやすやぴ〜、すやすやぴ〜、・・・・ん、うわ〜優斗君おかえりだぞん」
「あ、ごめんダゾン君起こしちゃったね」
「いいんだぞん。今日は18時間寝たんだぞん」
ダゾン君は眠そうな目をこすりながら、のそのそと起き上がった。
丸い体をゆらゆら揺らし、優斗の顔をじっと見つめる。
「優斗君元気ないんだぞん。なんかあったんだぞん?」
優斗はネクタイを緩め、ソファに腰を下ろす。
大きく息を吐くと、苦笑いを浮かべた。
「ちょっと仕事でミスが多くてさ、大島課長にこっぴどく怒られてさ」
その言葉を聞いた瞬間だった。
ダゾン君の表情がぴたりと止まり、何かを決意したように小さくうなずく。
無言で立ち上がると、押し入れをガラリと開け、中をごそごそと探し始めた。
しばらくして、奥から一本の金属バットを引っ張り出してくる。

「ダゾン君。何するの?」
「大島課長をぶっころすんだぞん」
「いやいや、ダゾン君キャラ考えてよ」
優斗は慌てて金属バットを取り上げる。
ダゾン君は「あっ」という顔をしたあと、頭をぽりぽりとかいた。
「ごめんだぞん。ついカッとなってしまったぞん。一服して落ち着くんだぞん」
そう言うと、どこからともなくタバコを取り出し、器用に火をつける。

「ふぅ〜……だぞん」
煙をゆっくり吐き出しながら、いかにも人生を悟ったような顔をしている。
数分後、一本吸い終えると、吸い殻を灰皿へ押し付け、今度は真面目な表情で優斗のほうへ向き直った。
「それで、続きを話すんだぞん」
「まぁ今日は課長に怒られて凹んだけど、明日は同期のひとみちゃんと2回目のデートだから、気を取り直さないとね」
その瞬間、ダゾン君の眉がぴくりと動く。
「ひとみってあのおっぱいがでかいだけの女だぞん。あんな女も落とせないんだぞん」
そう言い人生相談でも始めるかのように、真面目な目で優斗を見つめてきた。
「優斗は女をちやほやしてそうだぞん。女に対して優しさなんていらないんだぞん。ダゾンなら『俺の女になるんだぞん』って目をみて言うんだぞん。だいたい男は背中で語るもんだぞん。この曲を聞いて勉強するんだぞん」
「どんな曲紹介やねん」
江田島獄長が、自分(コーサク)をテーマにした曲を作ってくれました!
ありがとう獄長😊
サビが死ぬほど笑えるので、皆さんもぜひ聞いてください!
