見出し画像

〜AIに型を伝えるシリーズ第9弾〜 商品の魅力を伝えるなら「BEAF法」

AIの基本は、やはり「文章生成」だと思うのです

AIがどんどん多機能になっても、その根っこにあるのはやはり「文章を生成する力」だと勝手に思っています。だからこそ、型を指定して精度を上げる工夫は、これからも大事にしていきたいところです。

これまで、PREP法・SDS法・SWOT分析・AIDMA・PAS法・STAR法・ピラミッド構造・5W1Hを取り上げ、AIに指定できる「文章の型」について紹介してきました。シリーズ第9弾となる今回、商品紹介やレビュー記事でよく使われる (らしい)「BEAF (ビーフ) 法」について調べてみました。

ところで、BEAF法とは、なんでしょうか?

BEAF法は以下のような構成の型となります。

  1. B (Benefit / メリット)

  2. E (Evidence / 根拠)

  3. A (Advantage / 競合優位性)

  4. F (Feature / 特徴)

「メリット→根拠→競合優位性→特徴」という順番で商品の魅力を伝えていくということです。

まず「これを買うとどう嬉しいか (Benefit)」を伝えて興味を引き、次に「なぜそう言えるのか (Evidence)」という実績やデータで裏付け、その上で「他の商品と比べてどこが優れているか (Advantage)」を示し、最後に「具体的な特徴・スペック (Feature)」で締めくくる、といった流れです。

過去にご紹介したAIDMAが「感情の変化」を段階的に描く型だったのに対して、BEAF法は「読み手が抱くであろう疑問に、先回りして順番に答えていく」といった印象を受けました。商品ページやレビューのように、最後まで読んでもらえるとは限らない文章で特に力を発揮する型のようです。

向いている文章のジャンル

  • 商品紹介

  • ガジェットレビュー

実際にAIに指示を出してみました

BEAF法もシンプルなプロンプトで試せそうです。
今回は、身近なガジェットを例に送ってみました。

「BEAF法を使って、モバイルバッテリーのレビューを書いてください」

AIにプロンプトを送ってみました

これをBEAF法で整理してもらうと、次のような流れで返ってきました。

BEAF法(Benefit / Evidence / Advantage / Feature)の構成に沿った、モバイルバッテリーのレビュー文案を作成しました。
ネットショップの販売ページやレビューブログなどでそのまま活用できる構成になっています。

【レビュー文案】超軽量・急速充電モバイルバッテリー
1. Benefit(得られる未来・ベネフィット)
「外出先でスマホの電池切れに怯える日々は、今日で終わりです。」
通勤・通学はもちろん、出張や旅行でもこれ1台カバンに入れておくだけで、丸一日バッテリー残量を気にするストレスから完全に解放されます。カフェのコンセント席を探してウロウロすることも、大事な連絡の最中に画面が暗くなる不安もありません。

2. Evidence(根拠・実績)
「大手ECモールでベストセラー獲得!満足度96.4%の実績」
シリーズ累計販売台数 50万台突破
大手レビューサイトで★4.7の高評価を獲得
「本当に15分で半分以上回復した」「カードサイズで持ち運びが苦にならない」など、実用性を絶賛する口コミが多数寄せられています。

3. Advantage(他社との違い・優位性)
「大容量なのに、従来品の約半分の軽さとサイズを実現」
一般的な10,000mAhバッテリーは「重くて分厚い」のが難点でした。本製品は最新の高密度バッテリーセルを採用することで、スマホと同等のわずか170gを実現。従来の同容量モデルと比較して約40%の小型化に成功しています。また、独自の温度制御技術により、急速充電時でも熱くなりにくい安全設計です。

4. Feature(製品の特徴・スペック)
「毎日の安心を支える、充実のハイスペック」
容量: 10,000mAh(iPhone 15を約2回フル充電可能)
出力: 最大30W PD対応(スマホだけでなくiPadやMacBook Airの補助充電も可能)
サイズ・重量: 約98×62×22mm / 約170g
パススルー機能対応: バッテリー本体を充電しながら、スマホへの給電も同時に可能
安心設計: 過充電・過放電・ショート防止の多重保護システム搭載

Geminiの答え

「欲しい理由→その裏付け→他製品との違い→細かいスペック」といった順序で自然と情報が積み上がっていくので、レビュー記事や商品紹介文にそのまま使いやすい形に仕上がりました。

PREP法、SDS法、SWOT分析、AIDMA、PAS法、STAR法、ピラミッド構造、5W1H、そして今回のBEAF法と試してみて、やはり、用途によって最適な型を使い分ける必要があることを知りました。


いいなと思ったら応援しよう!