寄り道 #025 汐留 -金杉橋の船宿から汐留の未来夜景-
趣味のウォーキングの励みになるかと思い立ち、通勤ログを始めてみます。
無理のないペースで。
〇場所
浜松町、汐留
〇歩行ルート
浜松町から浜離宮、汐留へ
忙しい毎日の中で、見落としがちな景色を、少しずつ残していきたい。

まず向かったのは、港区・古川の下流に架かる「金杉橋」。
橋から見下ろすと、今も複数の老舗船宿が軒を連ね、いくつもの屋形船が静かに水面に浮かんでいる。ここから水路を抜け、きらびやかな東京湾へと漕ぎ出していく情景を想像すると、都会の真ん中でふと歴史のロマンに包まれる。

新橋5丁目の交差点を左折し、浜離宮方面へ。その途中、頭上を走るJRの線路と交差するポイントに差し掛かる。

ふと足を止めると、夜の闇を進む電車の灯りが次々と通り過ぎていく。ここは「電車を眺めるのに最高の隠れスポット」だと新発見。
JR常磐線や新幹線が次々と駆け抜けていく。

線路下のトンネルをくぐると、首都高速都心環状線が現れた。

さらに歩を進めると、広大な「浜離宮恩賜庭園」へ。
夜の庭園はひっそりと閉鎖されているが、その暗闇があるからこそ、その向こうにそびえ立つ汐留の高層ビル群の明かりがいっそう輝いて見える。



庭園の静寂を背に、光り輝く汐留の摩天楼へと足を進める。
歴史ある緑の境界線から、一歩ごとに現代の喧騒と光の渦に引き込まれていくような、不思議な感覚に包まれた。
「汐留」という地名は、江戸時代に江戸城の外堀と海を仕切る堰(せき)が設けられ、潮の干満による海水が外堀に入り込まないよう「汐(潮)を留めた」ことに由来するとのことです。


頭上を走るゆりかもめを眺めながら、汐留の街を歩いていると、目に飛び込んでくるのが「日テレ大時計(宮崎駿デザイン)」。
闇夜に浮かび上がるその独特でどこかノスタルジックな造形は、まるで巨大な生き物のようだった。


そして、いつもの新橋へ。

江戸の船宿、鉄道の音、未来的なゆりかもめ、そして幻想的な大時計。わずか1時間少々の寄り道で、こんなにも贅沢な時間が過ごせる。心地よい充実感とともに、今夜はいい夢が見られると思った。
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