Photo by
joyaji
【実録】隠れ発達障害の彼が、40代で初めて「理解者」に出会った日。
「返事はいいけれど、実は全く理解できていない」
そんな違和感から始まった、あるクライアントさんとの1ヶ月。
仕事もこなし、見た目は普通。
でも、やり取りの中で私の心は何度もザワつきました。
「相手の気持ちがわからず、無意識に心を踏みにじってしまう……」
その正体は、長年放置されてきた「先天性の自閉症」でした。
私は障害福祉の現場で100人以上の方と関わってきました。
だからこそ、今の福祉の限界も知っています。
何かあれば「虐待」と言われる時代。スタッフは自分を守ることに精一杯で、一人の人間と「真正面から向き合う」ことは、今のシステムでは本当に難しい。
彼のご両親は、彼のできないことばかりを責め、否定し続けてきました。
カウンセリングも効果なし。
そんな中で彼の自己肯定感は、もうボロボロでした。
私は彼に、真っ直ぐ伝えました。
✨ 「私はあなたを机の上で分析したり、教科書通りの講座をしたりはできない。
でも、あなたの隣で、できないことを一緒に理解し、伴走することはできる。
だから、自分を諦めないでほしい」 ✨
自閉症だろうが、なんだろうが。
欠けているところがあっても、できることは必ずあります。
私の息子も、発達の遅れを乗り越え、今は全力で自分らしく生きています。
綺麗事はいらない。
1年後、彼が今よりもっと自分を好きになって、前を向いて歩いている。
その未来を信じて、私は彼の「伴走者」として進んでいきます。
