ビジネスの場で見かけるAI生成写真を見て、ふと礼節やTPOについて考えた話
東京から無事に自宅の愛知に戻ってきました。3泊のホテル生活(?)もなんだかんだ仕事に集中できたので良かったんですが、いやいや。やっぱり自宅は最高ですね。何より、自宅のお風呂でくつろぐの最高でした(笑)
さて、帰りの高速道路を走らせながら、あることを考えていました。
最近、写真をAIに読み込ませて、任意の構図やメンバー写真を生成するケースをよく見かけます。
少し前までは、身内のLINEグループやチャットの中で、お遊びとして使われているイメージでした。でも最近は、それが普通に「ビジネスのオモテ」で使われる場面も増えてきました。
例えばスライド資料の画像だったり、LPの中のプロフィール写真だったり。
私はAIアンチではありません。むしろ便利なものは使えばいいと思っています。事実、AI使ってますからね、仕事に。
ただ、最近あまりにもAIで生成されたプロフィール写真やキャッチ画像を目にする機会が増えてきて、ある感情が出てきました。
「なんか嫌だなァ…」
これ、何なんでしょう。
やっぱりAI生成された画像って、本人と少し違う印象を受けるんですよね。
遊びの延長なら気になりません。でもビジネスの場で、売り手側や権威性を見せる側が、自分の写真としてAI生成画像を使っていると、少し残念な気持ちになるんですよね。
それなら「プロのカメラマンに撮ってもらおうよ」と思っちゃうんですよね。
こういう新しいテクノロジーって、使っていると楽しいですし、気持ちも分かります。
ただ、ある分野のプロフェッショナルとして仕事をしている人なら、できればプロが撮った写真を使ってほしいな、と思ってしまうんです。
しかも、その人の周囲、、、たとえばフォロワーや見込み客、チーム内にはカメラマンさんがいることもあります。
そんなカメラマンさんが、AI生成された画像を広告や営業資料で使っているのを見た時、どう思うんだろう?と考えてしまいました。
もし私が同じ立場なら、少しガッカリすると思います。
例えば最近は、作詞作曲AIの精度もかなり上がっていますよね。クオリティの高いオリジナル楽曲が作れるようになり、私の周りでも事業や商品のオリジナルソングをAI生成して使っているケースも増えてきました。
私は趣味で作詞作曲もするので、この技術の進歩には驚いています。
一方で、それを安易に使われていることには少し抵抗感があります。
なのでプロはもちろん、自称も含めて「クリエイター」を名乗る人の中には、「できればAIを安易に使わないでほしい」と感じる人もいると思うんですよね。
ただ、これは作り手としてのエゴでもあります。
それならAIに置き換えられないよう、クリエイター側は売り込むべきだし、マーケティングするべきだし、AIに負けない仕事をするべきです。
でもこういう「異業種だからこそ気づきにくい非礼」って、AI生成が身近になったことで、意外に増えているんじゃないだろうか。
そんなことを考えていました。
まとめ
今回の件、あなたはどう思いますか?
私はやはり、AI生成を使うべき「TPO」のようなものはある気がしています。
知らないうちに、異なる業界の専門家に対して、特に見込み客や取引先に対して、礼節を欠いた発信をしていないだろうか。そういう視点は、これからますます必要になる気がしています。
私は出来る限り、クリエイターや作り手の側に立った立場でいたいな、と思っています。
ー鈴木悠生(宣伝PR職人)
追伸
実は私が一番気になっているのは、私以外の誰かが、私の写真をAI学習させて画像生成しているケースです。
AI学習そのものは別に構いません。
ただ、生成した画像を資料やスライドに使ってほしくないな、と。
だって、あれは私のようで私ではないからです。
もちろん、写真加工も当たり前の時代なので、「本物と偽物とは何か」という話になるかもしれません。
でも現状のAI生成画像って、まだまだ「別物感」が強い。
できれば、同じチームで動くプロジェクト資料であっても、私の写真はAI生成してほしくないな、と思っています。
