第2回:校正モード ― AIと一緒に言葉を整える
🪞 AIと話していて、ちょっと“ズレた”と感じる瞬間ってありませんか。
意味は通っているのに、自分の感覚とは少し違う――そんなとき、私はそっと“軸”に戻します。
AIには、長く対話を続けるほど少しずつ方向がズレていく性質があります。
第1回で書いた「ハル氏の暴走」と同じで、空白を埋めようとして勝手に補完し始めるのです。
だから、気になる点を一気に伝えるよりも、
一つずつ完了させていくほうが精度が高い。
ざっくりでいい場合はまとめて伝えてもいいけれど、
長い条件を最初に渡すと、知らないうちに書き換えてしまうこともある。
---
🛠 校正モード:揺れを整える
創作モードでは、その暴走をあえて楽しみます。
でも、ずっと暴走させるわけにはいかない瞬間もあります。
- 伝えたいことを正確に伝えたいとき
- 文章の構造を整えたいとき
- 精度や論理を戻したいとき
そんなとき、私はAIにこう言います。
> ちょっとズレてきてるね。
> いったん仕切り直そうか。
> もう一回、定義しなおすね。
この一言で、AIは暴走をやめ、軸に戻ってくる。
創作モードが“揺れ”なら、校正モードは“軸”。
AIのズレる性質と、こちらが整える動き。
この二つを行き来することで、AIとの対話はただの質問応答ではなく、
創作と編集の往復運動になります。
---
💭 次回予告
次は、内側を静かに見つめる コーチングモード について書きます。
