わたしはわたしであっていいから。
「もっとこうした方がいいよ」
「こっちの方が正しいよ」
そんな声に、引っ張られそうになることがある。
それは決して悪意ではなく、むしろ親切や優しさからの言葉だとわかっていても、心が揺れる瞬間。
湖のほとりを歩いていた。
空はうっすらと淡い色をまとい、湖面にはゆっくりとした波紋が広がっていて、
水の匂いと、ひんやりとした空気が頬をなでた。
立ち止まり、水面をじっと見ていると、まるでそこに映るのは、自分の心の奥のようだった。
少しの風や雨では濁らない、静かで澄んだ色。
本当は、わたしの中にも
「わたしはこうしたい」という声がちゃんとある。
でも、外からの声が重なると、その輪郭が薄れてしまうことがある。
だから、
心の奥の水を濁らせたくない。
澄んだままでいたい。
頑なに動かないということではなく、
湖面のように柔らかく揺れながらも、
奥底は静かで変わらない芯を持っていたい。
わたしはわたしでありたい。
わたしはわたしであっていい。
同じように揺らいでいるあなたにも、
伝えたい。
あなたも、あなたのままでいていい。
そのままの色を、大切にしてほしい。


▼このnoteを書いたのはこんな人▼

▼写真と言葉のポストカードシリーズです▼
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