深い森の灯り 最終章|あの頃のわたしへ贈る手紙
「あの頃のわたしへ」
やっとあなたに手紙を書くことができました。
とても、とても、待たせてしまってごめんなさい。
わたしは日々、自分と向き合っていくなかで、
あなたにかけてあげたい言葉をたくさん拾ってきました。
そして、あなたを助けたいと思いました。
あなたに言葉をかけて助けてあげられるのは、
わたしだけなんです。
だからこそ。
これは、とても大事なことだから、
こうしてあなたに手紙を書くことにすごく、慎重になってしまいました。
それだけ、心からあなたを救いたいと思っています。
ちゃんと届きますように。
心からの本音で書きます。
わたしは知ってるよ。
わたしはあなたのことをずっと見てきました。
わがままは言わないようにしよう。
いい子でいよう。
泣かないように。
たくさん、たくさん我慢してきたね。
家族の機嫌も気にして、明るくいようとしてたよね。
本当は、もっと言いたいことがあったよね。
わがままも言いたかったよね。
自分の家なのに安心できない違和感があるのもらつらかったよね。
誰にも聞けないし、言えなかったよね。
心に閉じ込めてがんばってたね。
わたしは、それを全部、知ってるよ。
ここまでよくやってきたね。
ずっと、心の奥で「助けて」って叫んでたよね。
助けにくるのが遅くなってごめんなさい。
やっと、迎えにこれたよ。
これからは、わたしがあなたの味方だからね。
あの頃のあなたの気持ち、
さみしさ、孤独、涙、怒り。
全部、わたしが掬いあげるから。
だから、一緒に生きていこうね。
おまたせ。
ごめんね。
おかえりなさい。
これからは、ずっと一緒にいよう。
✉️自分への贈り物のような手紙。
こんにちは。紬羽です。
今日は
過去のわたしへ向けた手紙を綴りました。
自分と向き合えば向き合うほど、
自分というものを置きざりにしてしまっていたことに気づかされて、胸がいっぱいになりました。
だから、あの頃のわたしと仲直りするような、
迎えに行くような気持ちで、手紙を書くことを決めました。
この手紙を書けたことが、
わたし自身への贈りものになったような気がしてます。
🕯《深い森の灯り》から《輪郭の灯り》へ
あの頃のわたしと、いまのわたしが、
ひとつの場所に、そっと灯っている。
それを感じながら、
これからは、もう一歩先へ、歩いてみたいと思っています。
これまで、《深い森の灯り》では、
ことばにできなかった感情や、
見ないふりをしてきた思いと向き合ってきました。
そしてこの手紙をもって、
このシリーズはいったんの区切りにしようと思っています。
また心の奥がざわめく時には、
この深い森に戻ってこようと思っています。
そしてこれからは、《輪郭の灯り》として、
「わたしはどう在りたいか」
「どんな輪郭で生きていきたいか」
ということに
あかりを灯しにいきたいと思っています。
まだ名前のない気持ちたちに
寄り添いながら、
これからも、ことばを灯していきたいです。
この最終章が
読んでくださるどなたかの心にも
静かに灯るものになったらうれしいです。
《深い森の灯り》全シリーズはこちらです。よかったら覗いてみてください。↓↓↓
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お読みいただきありがとうございます🕯
そのあたたかさが、また次のことばを灯す力、わたしの書く力になります。
これからも一緒に素敵なあかりを灯せたらうれしいです。