森は海の恋人の風景を、皆様とともに
事務局の廊下いっぱいに、今年も横断幕や大漁旗、のぼり旗を広げました。
なかでも色鮮やかな大漁旗は、これまで当法人を支えてくださった方々から、一枚また一枚と贈られてきたものです。どの旗にも、豊かな海への願いが込められています。ずらりと並んだ旗を前にすると、今年もまた、あの一日が近づいてきたのだと、胸の奥が静かに熱くなります。

第38回森は海の恋人植樹祭が、いよいよ今週末に迫ってまいりました。
この活動が始まったのは、平成元年(1989年)のことでした。気仙沼で牡蠣を育てる漁師たちが、豊かな海を取り戻そうと、川をさかのぼった先の森に木を植え始めた。それが、すべての始まりです。ささやかな一歩が今年で38回目を迎えられるのは、地元で支え続けてくださる室根地区の皆様と、毎年各地から足を運び、黙々と木を植え、また来年と言って帰っていく皆様がいてくださったからにほかなりません。

植樹祭の前日、6月6日(土)には、同じ会場で当法人の通常総会を開きます。一年の歩みを振り返り、これからの活動を語り合う場です。会員でない方も、当日のご入会でご参加いただけます。夜には懇親会の席も設けますので、会員の方も、初めての方も、ともに語り合うひとときをお過ごしいただけましたら幸いです。
植樹祭は、ただ苗木を植えるだけの行事ではありません。森に分け入り、手のひらで土に触れる。山に降った雨は、川を下って、やがて海へとたどりつきます。森と川と海がひとつにつながっていることを、頭ではなく体で感じられる一日です。
初めての方も、長く見守ってくださっている方も、どうか会場で、この土地の空気を胸いっぱいに吸い込んでみてください。
今年も多くの方々とお会いできることを、心から楽しみにしております。皆様とともに「森は海の恋人」の風景をつくっていけたなら、これほど嬉しいことはありません。
感謝を込めて、会場にてお待ちしております。
NPO法人森は海の恋人 理事長 畠山信
第18回NPO法人森は海の恋人通常総会
日時:令和8年(2026年)6月6日(土)15:00から
会場:岩手県一関市室根町矢越 ひこばえの森交流センター
第38回森は海の恋人植樹祭
日時:令和8年(2026年)6月7日(日)9:30開会宣言
会場:岩手県一関市室根町矢越 ひこばえの森交流センター前
主催:NPO法人森は海の恋人、室根町第12区自治会
この活動は、COSMOエコ基金をはじめ多くの団体、個人の皆さまに支えられています。


