見出し画像

GW明け 「これくらいならいいか」が増えたとき、クラスは崩れ始める


この時期、クラスが崩れ始める“サイン”

では第2部です。
第1部とのつながりを意識しつつ、「なるほど」に振り切ります。


なぜ“教室の乱れ”は広がるのか

― 小さな乱れを放置するとクラスは崩れる ―

前回の記事では、
「小さな乱れが増えてきたとき、クラスは崩れ始める」
という話を書きました。

では、なぜそれは広がってしまうのか。


ブロークンウィンドウ理論

この現象を説明する考え方として、
「ブロークンウィンドウ理論」があります。

小さな乱れを放置しておくと、
それがきっかけとなり、やがて大きな乱れにつながっていく
という考え方です。


「ここは大丈夫」という空気

たとえば、窓ガラスが割れている建物があり、
それがそのまま放置されていたとします。

それを見た人は、

「ここは管理されていない場所なんだ」
「少しくらい乱しても大丈夫だろう」

と感じやすくなります。

すると、ポイ捨てや落書きが増え、
さらに環境が悪くなっていきます。


教室に当てはめると

これはそのまま、教室でも起こります。

・ロッカーが少し乱れている
・机の中がぐちゃぐちゃ
・かばんが出しっぱなし

こうした状態が続くと、

「これくらいはいいんだな」
という空気が生まれます。

そして、その空気が基準になっていく。


基準は、じわじわ下がる

怖いのはここです。

一度に崩れるわけではなく、
基準が少しずつ下がっていくこと。

・最初は1人だけ
・次に数人
・やがて当たり前になる

この流れで、クラスの雰囲気は変わっていきます。


劇的には変わらない。でも違う

正直に言うと、
これを意識したからといって、クラスが一気に良くなるわけではありません。

でも、確実に違うことがあります。

それは、
「すさみ」が減ることです。


環境が行動を止める

汚れている教室では、
さらに乱すことへのハードルが低くなります。

一方で、きれいな教室では、

・ゴミを捨てにくい
・落書きをしようと思いにくい

つまり、
環境そのものが、マイナスの行動を止めるのです。


クラスを支える“土台”

だからこそ、

小さな乱れを整えることは、
単なる整理整頓ではありません。

クラスを崩さないための土台づくりです。


次の記事では、
この考えをもとに、実際にクラスでやっていることをまとめます。


「あるある…」と感じたらスキで教えてください。フォローしていただけると続きも見逃しません。皆さんのクラスの“崩れ始めのサイン”もコメントでぜひ教えてください。

#学級経営
#教師の仕事
#クラスづくり
#教室環境
#中学校教師
#教育実践
#担任の仕事
#授業づくり
#学校教育
#教育の本質

いいなと思ったら応援しよう!

モリック【先生×ICT×AI】 「全て自分で動かす」英語学習の仕組みを本気で作っています。授業だけでは埋まらない“積み上がらなさ”を変える挑戦です。面白い、応援したいと思っていただけたら嬉しいです。いただいた支援はアプリ開発・教材改善に大切に使わせていただきます。