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100時間突破!〜成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ〜


決意の日から3週間。
「100時間を超えた」

行政書士試験の合格に必要な
「800時間~1000時間」という全体の数字から見れば、
これはまだ序盤の通過点に過ぎないのかもしれない。
けれど、ハラスメントで心が折れ、
休職してから、過去問1周目に文字通り「命がけ」で
挑んできた身としては、この100時間はあまりにも
濃密で、あまりにも尊い時間だった。


積み上げた成果、550ページの進撃

手元にある肢別過去問集を開く。
ページにして「p.148~p.695」まで。
「つべこべ言わず飛び込んだ」その日から、
実におよそ550ページの文字の海を、
私は自分の力で
不器用に泳ぎ切ってきた。

最高峰の山場と言われる
「行政法」をなんとか走り抜け、
現在は「民法」の折り返し地点。
つい先日、あの私を絶望させた「法定地上権」
難解な「物上代位」や「抵当権」を含む物権を
なんとか執念で終わらせ、
いよいよ「債権」の領域へと突入した。

この100時間を経て、
私の中に確かな「変化」が起きている。
あんなに拒絶反応を起こしていた
難解な問題文の意図を、
冷静に「整理」できるようになってきたのだ。

特に民法を学んでいて気づいたことがある。
一見、不条理に思える条文も、
その理由を深く追求していくと、
大抵は「法律とは、世の中が理不尽にならないように作られている」
という大前提が見えてくる。
そこから「このケースでは、誰を守り、誰を罰すべきか」を、
合理的に天秤にかける癖がついた。
かつて理科の教師として物理の公式や化学反応式を
解説紐していたときのような、
筋の通ったロジックの心地よさ。
それを法律の世界にも見出せるようになってきた。
それが、今の何よりの喜びだ。


課題とこれからの生存戦略:1周目は、正直ボロボロだ

しかし、現実の壁は甘くない。
過去問1周目の成績は、
正直に言ってボロボロだ。
先に終えたはずの行政法も、
今振り返れば綺麗さっぱり忘れている箇所が多々ある。
解きながら「あれ、これ何だっけ」と
自分の記憶の脆さに愕然とすることもある。

だが、ここで心が折れる私は、もう過去に置いてきた。

分からない問題に出会ったら、
何度も解説動画を止め、
ノートに何度も登場人物の図を書き直す。
たとえ、たまたま選んだ答えが合っていたとしても、
「なぜそれが◯(または×)なのか」の理由が
1ミリでも違っていれば、
それは容赦なく「不正解」とみなす。

徹底的に、自分が理解し、納得するまで深掘りする。
この泥臭い「分かるところまでやり切る」という規律こそが、
私がこれまでの人生で培ってきた強みだ。
1周目がボロボロなのは想定内。ここからが本当の勝負だ。


次の100時間へ。進軍は続く

ウィンストン・チャーチルは、かつて絶望の淵にあった国民にこう告げた。

Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts. (成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ)

ウィンストン・チャーチル(第二次世界大戦時のイギリス首相)

1周目の正答率が低かったからといって、
その失敗は致命傷ではない。
大切なのは、ここで歩みを止めない「続ける勇気」だ。

ゴールデンウィークの静寂の中で始まった私の生存戦略は、
100時間という強固な土台となって形になった。
脳はまだ疲弊しているし、体調の波もある。
夜中にふと目が覚めてしまう不安も消えてはいない。
朝起きると頭痛に苦しむ日もある。

それでも、私は明日も朝の散歩をし、
瞑想をし、そして当たり前のように法律の書を開く。

感情のハンドルは、今も私の手の中にある。
明日も静かに決意の歩みを刻みに行く。

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