頑張らない日のご馳走。18cmのせいろが食卓の「救世主」になる。
冷蔵庫にある余りものの野菜が、ただ蒸すだけで、ご馳走に変わる。
そんなせいろの魅力は知っているつもりでしたが、本書『ぜんぶ18cmのせいろ蒸し: 1人分も家族の分も!』を読んでみると、まだ見ぬ「美味しい世界」が広がっていることがわかりました。
そして気になる、18cm。
なぜこのサイズがおすすめなのでしょうか。
そもそも、せいろにはどんなサイズがあるの?
一般的に家庭用として流通しているせいろのサイズは、主に以下のようなラインナップだそうです。
15cm前後(小さめ): 点心を一品温めたり、副菜を作るのに適したミニサイズ。
21cm〜24cm(標準〜大きめ): 家族数人分のおかずや、大きな魚を一匹まるごと蒸すのに向いているサイズ。
27cm以上(業務用): 宴会やプロの現場で使われる特大サイズ。
これだけ種類がある中で、著者のりんさんが「これ!」と太鼓判を押すのが、本書のタイトルにもある「18cm」のせいろです。
なぜ、あえて「18cm」なのか?
家族がいれば、大きい方がいいのでは?と思いがちですが、本書を読み進めると、18cmという絶妙なサイズ感に隠された「賢い理由」が見えてきます。
まず、「一人分にぴったり、かつ家族分もいける」という点。
18cmは一人のメイン料理には十分な広さですが、実はこれを2段、3段と重ねることで、一度に2〜3人分のおかずを仕上げることもできます。
そして何より、「日本のキッチン事情に合っている」のだとか。
24cmのせいろは、普通の片手鍋に乗せようとすると不安定だったり、収納場所を大きく取ってしまったりします。
でも18cmなら、家にある一般的な鍋に「蒸し板」を一枚挟むだけでフィットし、食卓にそのまま出しても場所を取りません。
使い終わった後も、風通しのよい所に置けるサイズなんです。
「使い続けられるサイズ」を選ぶことが、せいろ生活を三日坊主で終わらせないための最大の秘訣だったんですね。
うちにすでにあるのは、もっと大きなサイズなのだが?
という人にも、21㎝、24㎝サイズのせいろを使ったレシピがあるので安心です。
湯気の向こうにある、やさしい食卓
18cmという小さな輪の中に、今日の自分の「食べたい」をぎゅっと詰め込む。
そんな暮らしの第一歩を、この一冊が優しく後押ししてくれます。
「最近、ゆっくり食事を楽しめていないな」と感じているなら、まずは18cmのせいろから、新しい食卓の風景を始めてみませんか?
91ものレシピが載っているので、お気に入りのものがみつかるはずです。
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2段なので、メインも副菜も、同時に作れちゃいますよ。
