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紅茶 紅茶と文化 (6) 英語と日本語


お茶の色

紅茶も緑茶も同じチャノキから作られますがその発酵(酸化)度合いで色々な色に分けられます。日本語と英語では同じようなものもある反面、違った表現のものもあります。

緑茶 (Green Tea)

玉露、煎茶、番茶など、日本茶としておなじみのお茶です。

Green Tea
Green Tea

白茶 (White Tea)

白牡丹、白毫銀針などを指します。どちらも中国茶で、半発酵茶のなかでも特に発酵度合いが低いお茶です。茶葉が白い産毛に包まれていることから名付けられました。

White Tea
White Tea

青茶 (Blue Tea)

中国茶の一種で、半発酵させた茶葉を加工して作られるお茶のことです。緑茶と紅茶の中間的な味わいです。
武夷岩茶(ぶいがんちゃ)、鉄観音茶、水仙茶、色種(しきしゅ)、包種茶などです。一般的にウーロン茶と呼ばれているお茶のことです。

Blue Tea
Blue Tea

紅茶 (Black Tea)

これは説明不要だと思います。

Black Tea
Black Tea

黒茶 (Brown Tea)

これは酸化ではなく微生物によって発酵させたお茶です。微生物発酵を意味する"Ferment"を使用して"Fermented Tea"とも呼ばれます。
普洱茶(プーアル茶)がその代表です。

Brown Tea
Brown Tea

紅茶はなぜBlack Tea

中国人は紅茶の水色を見て「紅」と表現したのに対して、イギリス人は葉の色を見て「black」と表現したので紅茶のことを"Black Tea"と呼ぶようになったといわれています。また、イギリスの水のほとんどが硬水なので、硬水で淹れた紅茶は黒い液体になるのでそこからBlack Teaと呼ぶようになったとも言われています。

また、Black Teaには2つの意味があります。1つは今説明した紅茶のことです。もう一つは紅茶に何も入れないで飲むことをBlack Teaと言います。日本語で言うストレートティーのことですが、これは和製英語です。

紅茶に関する和製英語

ミルクティー

ミルクティーも和製英語です。英語では"a tea with milk"です。ついでに言えば、ロイヤルミルクティーというのも日本語です。和製英語ですらありません。これは日本独自の用語(?)です。

ジャンピング

これも日本だけの用語です。「おいしい紅茶を淹れるにはこれが大切」だと書いてある本やサイトはそれこそたくさんありますが、イギリスはもちろん、日本ではない国でこれをありがたがったり、ジャンピングなどという名前をつけていたりする所はありません。ジャンピングについてはぜひ『紅茶  紅茶と科学(1)ジャンピング』を参照してみてください。

リーフティー

ティーバッグに対して茶葉の状態の紅茶のことをリーフティーとよく書かれていますが、これも和製英語です。英語では"loose leaf tea"もしくは"loose tea"と呼びます。

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