小さな寄り道が、心を整えてくれた日
昼ごはんのあと、散歩に出た。
目的地はドラッグストアだ。
小春日和の、やわらかい陽ざし。
この季節にしかない、あの独特のあたたかさだ。
歩き出してすぐ、「やっぱり、今日は歩くほうがいいな」と思った。
いつもは車で通る道を、今日は歩いてみた。
それだけで、ぜんぜん見える景色が違ってくる。
「こんな家があったんだ」
「まだ畑が残ってるんだね」
地元なのに、知らない場所を歩いているような感覚だ。
歩くスピードって、こんなにも“見えるもの”を変えるんだな。
車で通るときは流れていってしまう景色が、
今日はちゃんと自分の目に入ってくる。
こういう小さな“違和感”って、脳にはいい刺激になる。
おなじ毎日をおなじように過ごしていると、
心も身体も、ちょっと固まってしまうことがあるよね。
気づかないうちに、余裕が消えていたりする。
歩いた道を少し変えるだけで、
頭のなかのモヤっとしたものが、ほぐれていく感じがした。
気分いいね。
これは、以前書いたnoteでも触れたけれど、
注意を向ける場所を変えるだけで、思考の流れが整うことがある。
スマホから目を離して、ただ歩く。
それだけで、ゆっくり静かに、自分のペースが戻ってくる。
この感覚、久しぶりだった。
「思考のリセット」なんて大げさじゃなくて、
ただ“ほっとする”だけなんだけどね。
でも、その“ほっとする”が、いまの私には必要だったんだ。
あなたも、こういうことはないだろうか?
変わらない日々のなかで、ちょっとだけ息がつまる瞬間。
そんなときに、5分だけ歩いてみる。
いつもの道じゃなくて、あえて違う道にしてみる。
それだけで気分が変わる。
それだけで心が整うことがある。
続ける努力よりも、
こうした“小さな寄り道”のほうが
自分をラクに整えてくれることって、案外多い。
小春日和に誘われるように歩いた今日の散歩は、
そんな当たり前のことを、思い出させてくれた。
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