第26回 当たり前のことを当たり前にやり遂げる難しさ
人生で成功する方法というのは、おおよそ答えが出ているものが多い気がしています。
カロリーを取りすぎると太る、取らなければ痩せる。
勉強すれば成績は上がる、しなければ上がらない。
これらは誰もが知っている当たり前のことですが、実際にそれを実践するのは非常に難しいものです。
若い頃、私は毎月2冊以上のビジネス書を読んでいました。
しかし、いくら本を読んでも、先輩方のようにお客さんと上手くコミュニケーションを取ったり、社内営業を成功させたりすることができませんでした。
そして驚くことに、先輩方はほとんど本を読んでいなかったのです。
「なぜ、自分はこんなにも本を読んでいるのに成果が出ないのか?」と悩みました。
その答えはシンプルでした。
先輩方は実際に行動していたのです。
経験を通じて自分の行動を変え、その結果としてスキルが磨かれていたのです。
一方で私は、知識を蓄えることに夢中になり、実際に本に書かれていることを行動に移していませんでした。
そのことに気づいてからは、本をたくさん読むことよりも、書かれていることをどれだけ実践できるかにフォーカスを変えました。
本を読む量は減りましたが、その分、実践することで得られる成果は知識だけでは得られないものでした。
しかし、実践ばかりしていると今度は読書がおろそかになり、時代に合ったマインドのアップデートが滞ってしまうので、バランスが重要です。
当たり前のことを当たり前にすることは、実はとても難しいのだと思います。
ギターが上手くなりたければ練習すること、字が綺麗になりたければサボっているペン習字を続けることが必要です。
これからも、日々の小さな努力を積み重ねていきます。
小さな努力の積み重ねである習慣化はやはり大事だと改めて気づかされています。
どんなにシンプルなことでも、それを実行することの大切さを忘れずに、精進してまいります。
