from 図書館返却本棚 その32 「スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール」 ケリー・マクゴニガル 前編
毎度おなじみ、図書館の返却本コーナーから目についた本、それもなるべく普段読まない系の本を手にとって、図書館の勉強コーナーで読みながら同時に感想を書くという無茶なシリーズその第32段でございます(^^)
なぜこの本を手に取ったのか
「スタンフォード大学って言えば誰でもひれ伏すと思うなよ」
というのは冗談ですが、そんな反骨精神(ただの捻くれ根性とも言う)を持ってなくもない私が、その「人生がうまくいくシンプルなルール」とやらをひとつ検証してやろうじゃないか!というのが一つの動機です。
あとやっぱり「スタンフォード」ってついてるとなんかカッコいい(笑)
著者はどんな人?
そしてもう一つ本書に惹かれる理由がありました。
著者の名前がいい。
なんか魔法学校で魔法とか教えてくれる厳しいけどいい先生みたい(笑)
それはさておき、著者はガチのスタンフォード大学教授。
専門は健康心理学。
「スタンフォードの自分を変える教室」がベストセラーになった、的な人。
つまり偉い人です(毎回言ってるけど
そして図書館の本ではわからなかったけど、アマゾンの書影をみたらえらい美人さんですね。
というわけで(笑)はりきって読んで書いていきましょう(^^)
第1章 成功をどう引き寄せるか
レッスン1 スタンフォード大学の学生が成功する理由
それはみんな「成長型マインドセット」を持っているから。
この成長型マインドセットとは、拡張的知能感のことです。
言い換えると、
自分自身に挑戦することでしか潜在的な能力を発揮できないという考えかた
つまり……どういうことだってばよ?
ここはひとつ、この言葉のもととなった著書から
やればできると思うこと
という意味だと捉えましょう。
思えばとてもいいタイトルですね、これ
著者が言うにはスタンフォード大に合格するような学生は、ほとんどが「完璧であること」を思い求めてきた結果優秀な成績を収めて入学してくるそうです。
ところが入学してみると自分よりも完璧な存在がそこかしこにゴロゴロといる。
あれあれどうしよう、もうダメだ……。
となるまえに、スタンフォード大では
「やればできっからやってみ?失敗してもいいから」
と教えるとのこと。
これにより元々優秀だった学生が更に超優秀になってしまうわけですね。
なるほど、格差が広がるわけです。
……なんてことはどうでもいいので、私たちも「失敗してもいいからやってみる。やれば意外とできるかも」くらいのマインドセットは持つべきでしょう。
レッスン2 時間管理術について
「生産的先延ばし」を実行すること
著者は「どうやってすべてをこなしてるの?」とよく聞かれるそうです。
それに対する答えは「完璧にやらなくていい」と考えているから。
この考え方で自分のやりたいことがすべて、しかも楽しくできてしまいます。
何事もやりたいようにやればいい。
早起きのほうが仕事できるっぽく見えるけど、朝が苦手なら夜やればいい。
スケジュールに空きを作っておくのが時間管理の達人のやり方だとしても、隙間を埋めたくて仕方ないなら、思いっきり埋めてしまえばいい。
そして一番の特徴は、先延ばしOKとしていること。
正確には「生産的先延ばし」と名付けた方法を採用していることです。
これはもっとも気がかりなタスク(重要で難易度が高いタスク)以外のタスクは休憩と考えて楽しくやること。
この気がかりなタスクが一つあると、他のタスクがまるで遊びのように輝いて見えるのだそうです。
なんとなくわからないでもないのですがちょっとピンとこない、というのが私の率直な感想です。
一番重要ではないにせよタスクはタスクだろ……などと思ってしまいます。
でも著者はこの先延ばしが自分の生産性を上げている、と断言しています。
ただし万人に通用するとは言えない、とも。
ここはもう少し先を読み進めつつ、後ほど再考してみたいと思います。
(なおこの図書館返却本シリーズは読みながらその場で考えて書いています)
第2章 人間関係をどう築くか
レッスン5 職場の人間関係について
人間は本質的に「社会的な動物」であり、それは暇さえあれば人間関係について考えてしまうことを意味しているそうです。
私が瞑想を試みるときに高確率で過去や現在の人とのしがらみを思い出して「あ゛あ゛〜」ってなるのはどうやら普通のことの模様。
だから今後「あ゛あ゛〜」ってなったときに
「これは人間の社会的な本能から来ているんだ。だから大丈夫だ」
と考えると幾分かマシになるはず。
ポイントとしては、ここで人間関係の対立を解消する方法を考えないこと。
考えるだけでは解決しないし、反芻思考の元になってもっと「あ゛あ゛あ゛〜〜」になるだけだからです。
そしてこのレッスンでは職場での人間関係を改善する3つのポイントが提示されていました。
1 サポートが必要な人間が周囲にいるか考える
2 職場での親切を実践する
3 他人の貢献を認め感謝する
こうした方法は問題を解決しないかもしれませんが、悪影響を軽減する力はあるといいます。
ならばやってみる価値はあるでしょう。
ということで以下次号!
