from図書館返却本棚その26 「小さな習慣」 スティーブン・ガイズ
毎度おなじみ、図書館の返却本コーナーから目についた本、それもなるべく普段読まない系の本を手にとって、図書館の勉強コーナーで読みながら同時に感想を書くという無茶なシリーズその第25段でございます(^^)
目標はばかばかしいくらい小さくしろ!
この副題がこの本の全てだろうな、と図書館の返却本コーナーで見たときに思いました。
そしてこの目標の細分化、スモールステップ化はここ最近の私のライフハックテーマの一つでもあります。
ここらでこのことの有用性を再確認するのも良いかもしれない。
ということで手に取ってみました。
作者はどんな人?
ブロガー。
インフルエンサーともいう。
他に情報がなかったけど、まあいいや。
どうでもいいけど、「インフルエンサー」とか聞くとなぜか3歩くらいステップバックしがちな私です(-_-;)
1 小さな習慣とはなにか?
小さな習慣はばかばしいほど小さなステップから成り立つ
基本は「こんなにかんたんでいいの?」と思えるくらい小さな課題にすること。
毎日運動したいなら、いちいち1回の腕立て伏せから。
(私は「FitBoxin初音ミク」の起動ボタンをポチっと押すだけ。プレイはしなくてもOK。見出し画像参照)
毎日2000字書きたいなら20字から
(私は「note記事 (日付)」というタイトルのファイルをつくるだけ)
起業したいならアイデアをひとつ考えることから。
(私は……これはなにもしてないなあ)
著者は「小さすぎて失敗すらできないこと」から始めよと主張しています。
とにかく小さくてもなんでも始めればいい。
0.1は0よりも大きいのですから。
2 脳を味方にする効果的な方法
脳はゆっくりとした変化を好む
好むと言うよりは、脳はゆっくりとした変化以外受け付けない、と言っていいようです。
脳によって習慣化されたきまった手順は善で、それ以外はすべて悪なのです。
ただしゆっくり小さく変えると、脳はそれを変化だとは気が付かない模様。
3 モチベーションとわずかな意志の力
モチベーションと感情に頼らない「熱意減退の法則」
これは「続けよう!やりとげよう!」という熱意という感情はだんだん冷めてくるから習慣の継続には役に立ちませんよ、ということ。
心理学者のディーンは
「強い感情を引き起こさないことが習慣化の利点」
といっています。
要するに「習慣化に強い感情は邪魔だ」と言ってるわけですね。
では何が必要なのか。
それが「わずかな意志の力」です。
……実は本書を読んでもこの意志の力とモチベーションの意味の違いがよくわからなかったのですが、「やりたくて震える!」のがモチベで、「めんどくさいけど、ちょっとだけやっておくかな」くらいの感覚が意志の力なのかなと思いました(違うかも)。
4 小さな習慣を成功させるための心構え
最初のアクションが一番難しい
これをニュートンの法則で説明しているのがユニークでした。
何もしていない私は「静止している物体」です。
これを動かすときに一番力を必要とします。
ですが一度動き出せば「動いている物体は外からの力が加わらない限り、その早さが変化しない」のです。
これは小さなステップで少しだけ動き出せば、最初から大きな力を入れるよりも用意に「静止した私」が動かせるということになります。
まあ現実的には「動き出した私」をどうにか止めようとする外からの力がばんばん襲ってくることが多いのですが、それはまた別の話……。
5 小さな習慣はなぜ優れているのか
小さな習慣はあなたに自由を与える
仕事の満足感は自分がその仕事をコントロールしているという感覚から得られる、という研究結果があります。
モチベに頼った大きな力で大きな変化を起こすことは、このコントロールしている感をうばうおそれがあります。
命じてるのは自分自身なはずなのに、つい誰かから強制されているという感覚にとらわれることが多いというのです。
だから小さな目標、小さなステップなわけです。
6 小さな習慣の8つのステップ
ここではそのステップをそのまま引用しておきましょう。
ステップ1 小さな習慣とプランを選ぶ
ステップ2 「なぜ」ドリルを使う(なぜそれを望むのか?)
ステップ3 行動開始の合図を決める
ステップ4 報酬プランを考える
ステップ5 すべてを書き留めておく
ステップ6 小さく考える
ステップ7 スケジュールを着実にこなし、期待しすぎない
ステップ8 習慣になる兆しを見逃さない
私が大事だと思うのがステップ7の、期待しすぎないですね。
小さなことから始めたはずが、いつのまにか
「こんなにやったんだから、すごいことになるだろう」
などと勝手に期待が膨らみ、そしてそれが外れたときには激しく落ち込むことになるのです。
過去何度経験したことか……。
7 小さな習慣の8つのルール
ここも素直に引用しておきましょう。
1 けしてごまかさない
2 すべての進歩に幸せを感じる
3 頻繁に自分に褒美を与える
4 冷静さを保つ
5 強い抵抗を感じたときは後戻りして小さく考える
6 どれほどかんたんな課題かを思い出す
7 ステップが小さすぎるとはけして考えない
8 余ったエネルギーと野心はおまけに使う。目標は大きくしない
私が重要だと考えるのは5の後戻りして小さく考える。
これは失敗してもいいと思うことと捉えています。
たとえ小さな目標だったとしても、やってみたら意外と大きかったということは大いにありえます。
目標設定としては失敗だったかもしれませんが、別にまたやりなおせばいいだけ。
それだけのことです。
まとめ
ということで、「目標を可能な限りばかばかしいほど小さくすること」のメリットを再確認できた良書でした。
これからも私は「ばかなの?」と他人からも自分でも思われそうな小さなチャレンジを積み重ねていきたいと思います。
