from図書館返却本棚その27 「天才科学者はこう考える」 ジョン・ブロックマン その3
はい、前回、前々回からの続きです(^o^)
「何が問題なのか説明できない問題」をどう解くか ジェイ・ローゼン
著者の結論から引用します。
立派な解決策が手に入ると期待せず、
挑戦を続けながら十分だと思えるものを探す。
解決できるだけの知識があると奢ることなく、
立場の異なる利害関係者に対して延々と自らのアイデアを試し続ける。
こんな人が、問題と答えがかんたんには見つからない厄介な問題を解ける人だといいます。
「立場の異なる利害関係者に対して」の部分は、政治家に必要な要素ですね。
困ったことにアイデアを試す人よりは、自分の考えをがーがーがなり立てるだけか、人のミスを声高にあげつらう人か、あるいはその両方の政治家しかいないように見受けられます。
おっとこの一文も、自分を棚に上げたただの悪口になってますね。
これはいけない。
やはりそうならないためにも、自分は「試し続ける人」になるしかないです。
それがたとえ「最近寝付きが悪いからどうしようかな〜」程度の問題だとしても。
なぜタクシー運転手の脳は成長を続けるのか ドン・タブスコット
ロンドンのタクシー運転手の脳は、ある部分が他の人に比べて大きかったという研究結果があります。
ただしロンドンのバス運転手にはそうした点は見当たらなかったとも。
この2つの職業の違いは、道をすべて覚えなくてはいけないのか、あるいは定期ルートだけでいいのか、ということでしょう。
つまりこれは、大人になってからでもどこか脳の一箇所を集中して使えば鍛えられる、ということを表しています。
脳は使うと鍛えられるし、使わないと衰えます。
筋肉と一緒ですね。
「やーいお前脳みそ筋肉〜」というのは悪口ではなかった?(笑)
ここで「脳をデザインする」とう概念が登場します。
ようするに「どんな脳にしたいのか」を自分で考えてその部分を鍛えましょうということ。
「どんな自分になりたいのか」と言い換えたほうが分かりやすそうですね。
私はもうちょっとマシな文章の書き手&ギター弾き語り野郎になりたい。
なのでがんばって鍛えようと思います。
年令に関係なく脳は鍛えられると知っただけでも励みになるというものです。
認知能力を磨くのにうってつけの音楽 アンドリアーン・クライエ
それはずばり「フリージャズ」。
フリージャズとは……この項の説明を読んでもわからなかったので、Geminiさんに聞いてみましょう。
フリージャズとは、1950年代後半から1960年代にかけてアメリカで生まれた、従来のジャズの枠組みにとらわれない、自由で前衛的なジャズのスタイルの総称です。
それまでのジャズが持っていた、決まったコード進行、ビート、調性といった音楽的な制約から解放され、即興演奏と表現の自由を極限まで追求したことが最大の特徴です。
フリージャズの主な特徴
コード進行の否定:
リズムの自由化:
即興演奏の極限化:
音色の拡張:
なるほど、ただでさえ難しい印象のあるジャズを、さらに超絶難解にしたやつって感じですね。
面白いのは著者自身が、フリージャズの代表的なアルバムを聞くのが苦痛だと書いているところ。
苦痛だけど脳に効くよ!ってことなのでしょうか。
ここまで書いてなんなのですが、私は遠慮しておきます(-_-;)
普通のジャズやスムースジャズを聴くだけでも
「あ、なんか俺おしゃれな音楽を聴いてる\(^o^)/」
的な気分になれる私ですので。
電気代が今よりも80%安くなる? ビノッド・コースラ
残念!
この項は電気代を今よりも80%安くする裏技を紹介する話ではありませんでした!
そりゃそうだ。
書いた人は起業家。
そして言いたいことは、
エネルギー業界において1万回くらい色々試して起業すれば、Googleみたいな世界を変える起業ができて電気代も安くなるかも。
ということでした。
そりゃそうだけどさあ……
人にはそれぞれ心地よいと感じる時間の幅がある ポール・サフォー
これは「裁量のタイムスパン」という考え方に基づきます。
つまり、やりとげられるタスクの時間の長さには大きな個人差があるということ。
労働で例えるならアルバイトは1時間単位、現場担当者は1日から数ヶ月、管理職は数カ月〜1年、社長は1〜10年といった感じです。
こうしてみると長い年月単位でタスク(というよりはプロジェクト)を計画して実行できる(人に実行させられる)人の報酬が高いということに気が付かされます。
ですがここで言いたいのは、自分にあった「裁量のタイムスパン」で働けないと不幸になりがち、ということ。
それは自分にとって長すぎても短すぎても駄目なようです。
(もしかしたらちょっと長めを目指すのが成長過程上の若い人にはいいかもしれません)
さて振り返って自分の場合はどうだったでしょうか。
子どもたちが巣立つ前は、」いろいろなことをそれなりに長期的に考えていたと思いますが、今はほぼ「その日暮らし」の感覚になりつつあるような気がします。
それでも将来のこと(老後とはいいたくないけど、まあ老後です……)をもっと真面目に考えるべきなのでは?と強迫観念に襲われるときもあります。
そんなときはかなりメンタルにダメージを負います。
やはり私はあまり長期的思考には向いていない模様です。
どうりで出世しなかったわけやで〜 ┐(´д`)┌
まとめ
以下のタイトルも内容が非常に気になるところだったので、一応読んでは見ました。
ですがなんだか内容がよくわからず、うまくまとめることができませんでした……。
まあ長くなりすぎたのでかなり飽きてきた、ということもあります(-_-;)
何かを証明することは極上の体験である バート・コスコ
科学と人文学はどうすれば共存できるのか ジョシュア・グリーン
科学的なプロセスを理解するうえで欠かせない概念 ダイアン・F・ハルバーン
情報からノイズを排除する方法 マーザリン・R・バナージ
「知性のゴミ」を捨てるには エルンスト・ベッヘル
感想を一言で言うならば、いろいろな科学知識・哲学のごった煮が一気に読めてすごく面白かった、です。
わけわからん!となったところも多数ありましたが、それも含めてみな興味深い内容でした。
これは買って読んでもいいかもしれない(セールで安かったら)。
ということでおすすめです(^o^)
おまけ 見出し画像は3コママンガになってました(^_^;)



